歯科医院のグループウェア
私は2校の歯科衛生士学校の
講義を受け持っている。
今日の夜、そのうちの1校の
講師会があり出席した。
驚いた!開業医で講師をしているのは
私一人だけだった。
後の講師は、全て大学病院の先生!!
歯科衛生士の育成は大切!
しかし、開業医では私だけが自分の時間を
投資して、講義をしている、それも2校で!
少しだけ、複雑な気持ちになった。
今日のお昼に、当院でこの4月に鳴り物入りでデビューする
歯科医院のグループウェアのスタッフ説明会を行った。
先日の東京のミッドGのA先生が言われるように
歯科医院は一般企業と比較して遅れている面が
多いと私は素直に思う。
一般の企業では当たり前のグループウェアの使用も、
普通の歯科医院ではほとんど活用できていない。
今回のグループウェアの導入に当たり、
デスクネッツとサイボウズを検討した結果、
まずは、グーグルの無料メールとグーグルドキュントを使用して、
院内の情報を統一することになった。
当院は、月曜から土曜まで休みなく診療を行っているのだが、
常勤のスタッフも、非常勤のスタッフも多く、
情報を全員に伝達させることに苦労をしていた。
アナログだが、終礼ノートに大切な情報を記載して、
1冊のノートで情報を共有しようと今までは思っていた。
しかし、簡単な仕組みと思った1冊のノートでの
情報共有は、意外に難航を極めた。
終礼ノートに記載しているはずなのに
「私は聞いていません!」とスタッフから何度も言われた。
非常勤のスタッフも出勤したときは必ず
この終礼ノートに目を通して、
ノートを読んだスタッフはサインをするように
徹底させたのだが、これもなぜかうまく行かなかった。
それではと言うことで、今回重い腰を挙げて
グーグルを使ったメールとドキュメントの共有を
院内でて進めることになった。
何たってグーグルは全てのサービスが
無料なのだから!!
しかし、今回のグーグルのメールとドキュメントの使用は
私の中では単に始まりに過ぎないと思っている。
次のステップで「ひとりのメ-ルが職場を変える」ことを可能にして、
その次のステップでは、スタッフ一人一人が独自のSNSで
自分を他のスタッフにアピールする。
これが、中野流歯科医院グループウェア三大活用と
私は思っている。
しかし、しかし、慣れないGメール
全てのスタッフに私は自己紹介文を書いて
送ったつもりが、きちんと送れているかどうか?
凄く不安である。
まだまだアナログ人間の私!
今回の導入で一番心配しているのは
私だと思っている。