歯医者のイスの硬さ
良い点と、悪い点に分けて
今日のミーティングでも改善する点を
スタッフと話し合った。
複数意見あったのが
1、駐車場の狭さ
2、待合室が込んでいること
3、予約の取りにくさ
上記がアンケート結果、悪い点トップ3であった。
当院は歯科医院の前と横に、第1駐車場があり
歯科医院の右から下に下ってゆくと第2駐車場があり、
少し遠方にはスタッフ専用の第3駐車場がある。
第1が一杯なときは、第2を進めているのだが
少し距離があるので、敬遠される方が多い。
駐車場の奥にある倉庫2個を移動させると
奥に広さが出来るので少しは完全出来ると
スタッフからアイデアが出た。
倉庫を移動させるのには恐らく数十万円の
費用が必要だ!その費用を投じて、駐車場は
1台か2台程度しか増やすことが出来ない!
悩みは尽きない!
3に関しては、改善するには治療イスの台数を
増やすしかないのだが、昨年私はスタッフを前にして
ある大見えを切った。
「当院はユニット台数11台で打ち止め!
これ以上は、全ての面で無理が出るので
拡大路線を走ることはしない!
数より質の向上を図ってゆく!!」
実際にこれ以上増やすは、もう場所が無い!!
2階をつぶす以外は!!
診療イスに関しては、一番前のイスが硬くて
座り心地が悪いとの意見が複数あった。
スタッフミーティングの後、実際に
自分でイスに座ってみた。
確かにクッション性がなく、硬い!!
治療イスを新しく買い替えようか?
歯科医院の治療イスは簡単に言うと、車と同じ程度の価格である。
軽四クラスもあるし、クラウンクラスもあるし、ベンツクラスもある。
普通は1台400万円程度、ベンツクラスなら1台1000万近くする。
昔、私は日本の歯科治療イスの上海にある工場を見学したことがある。
そのラインには日本向けの治療イスのラインと
東南アジア向けの治療イスのラインがあった。
同じように見えるM社製の日本向けの治療イスは1台300万円
東南アジア向けの治療イスは1台120万円と聞いて驚いた。
この違いは何だろう?
私たち、日本人の歯科医師は東南アジア向けの
M社の治療イスを買うことは出来ないと聞いた。
東南アジア向けのイスなら4台買っても500万円で
お釣りが来るのだが、日本向けの少しグレードの
高いイスを4台買うと1200万もの投資になる。
悩みは尽きない!!
取りあえず、テンピュ-ルの座布団でも
イスの下に敷こう!とネットで探す
寂しい院長の姿がそこにはあった。