テレビ番組 いよいよ最終回
テレビの生放送の日!
1時間も早めに局に着いた私。
RSK近辺での私の1時間の時間の
有効的な過ごし方?
色々考えた末、県立美術館で
開催されているモネ展を見に出かける。
コーヒーを飲もうと美術館内の喫茶店に入ると
顔見知りの女性がコーヒーを運んで来てくれた。
顔見知りは間違いないが、彼女が誰だったか
どうしても思い出せない!
確か当院の患者さん?それとも
どこかのセミナーで一緒だった女性?
レジで「中野先生ですよね?」と言う彼女に
「どこかでお会いしましたよね??」と答える私。
「患者でーす!」と言う一言に
バツの悪い思いをする。
美人の患者さまの、名前と顔を忘れるようでは
私もまだまだであると、しきりに反省する!
今日は、数年間、私が毎月通っている
RSK山陽放送の「イブニングDonDon」の
最終回の日だった。
思いだすと、歯科医師の私がご縁が合って
RSK山陽放送に出演を始めるきっかけは、
茅ヶ崎の松下政経塾での合宿だった。
土曜日の講義が終わり、岡山政経塾のメンバーと
松下政経塾のメンバーで、しこたまお酒を飲んだ後、
歯科医師の私と、マスコミ勤務のBさんは
松下政経塾の広い庭を散歩していた。
その時、Bさんの携帯に、今まで医療のコーナーを
持たれていた医師のA先生が、8月一杯で多忙を理由に
番組から降板されると言う電話が入ってきた。
「中野先生、テレビ番組に出てみませんか?」
Bさんにとっては、軽いふりだったかもしれない!
実は、私は極度の小心者で、凄く緊張する癖がある。
今でもテレビで急に振られると、すぐに顔が
真っ赤になり、恥ずかしい思いをしている。
そんな私なので、テレビの生放送の番組に出演する何て、
冷静に考えると、絶対に無理だと思っていた。
しかし、その時は、私はなぜか違っていた。
お酒の影響もあり、このテレビの話はビッグチャンスで
あの松下幸之助さんが私に下さったチャンスと思った。
「やります!いや私にぜひやらせて下さい!」
私はその場で即答をした。
チャンスの神様には前髪しかないと
この後で、私は心からそう感じた。
あの場で即答をしていなかったら
絶対チャンスはすぐに私の目の前を通り越して
別の医師や歯科医師のところに進んだはずだ。
それから数年間、私は、毎月休むことなく
歯の話を続けていたのだが、シャイな私は
未だにカメラ目線ができないで悩んでいた。
そして、そして、そんな私が、4年以上レギュラーを
勤めさせてもらっていた山陽放送の看板番組
「RSKイブニングDonDon」への私の出番が
今日を持って、最終回となった。
最後まで、カメラ目線が出来ないことはもちろん、
今日の出番では、後からモニターでチェックすると
恥ずかしいことに、私のネクタイが曲がっているではないか?
最後まで慣れなかった私!
3月末で「RSKイブニングDonDon」は終わり
4月から新しい番組が始まるらしい!
番組名も、出演されるアナウンサ-の方も
変わると聞いた。
「中野先生、4月からの新しい番組にも
引き続き出演をお願いできますか?」
来たーっ!!待っていたオファー!!!
もう少し私は、RSKで歯の話、頑張るつもりだ。
ラジオもテレビも続投が決まり、ほっとした私。
当院のスタッフは院長はいつまで
続けるの?と思っていると思う。
いつまで?
先方から辞めろと言われるまで!!!