歯医者のバランス感覚
今日のお昼のミーティング、
私はスタッフに歯科医院経営の話をした。
スタッフ自身も、自分の人生の経営者!
経営すること=コントロールすること
大きな目的を持ち、ミッション、ビジョンを考えて
内部環境と外部環境を考慮して、戦略を立てて、
戦術に落とし込む。
そして、とにかく行動する!
歯科医院経営も、恋愛も、人生も全ての根っこは同じ。
しかし、私の話が何%スタッフに浸透したのか?
それだけが心配だ。
今日、定期検診の来られたある女性の患者さまから、
私のこのブログの文章が、理系と文系のバランスが
凄く良いとのお褒めの言葉を頂いた。
私のブログのバランスが良いかどうかは別にしても、
私は「バランス」と言う言葉を好んで良く使う。
「父性的な指導と、母性的な指導のバランスが大切だ!」
「厳しさと、優しさの双方を持って、スタッフには
バランス良く接して行きたい!!」
「陰」と「陽」
「表」と「裏」
「プラス」と「マイナス」
「右翼」と「左翼」?
中庸がいいかどうかは別にしても
人の上に立つ指導する立場にあるものは
バランス感覚が今まで以上に重要視されると
私は思っている。
このバランスを考えることは
歯科医院経営においても重要である。
今の歯科医院経営では、ホームページからの
情報発信の重要性が盛んに述べられている。
確かにパソコンの普及により、歯科医院のホームページの
重要性が、今までより増していることは間違いない。
多くの歯科の雑誌で、「歯科医院のホームページ」
「ブログ活用法」「携帯でのメール発信」が
取り上げられていて、今が旬だと思うのなら
私はあえて、バランスを取るために
デジタルの反対側、アナログの情報発信を考える。
今の当院の診療に関するチラシや
小冊子は十分な情報を網羅しているだろうか?
足らないもの、不十分なものは何だろうか?
多くの歯科医師の先生の目がデジタルに
集中しているからこそ、私は逆にアナログに拘ってみる!
「デジタル」と「アナログ」のバランスを取っているのだ。
歯科医院経営のバランス感覚!
内部環境である、人、金、物、情報、時間を
バランス良く活用する。
歯科医院のスタッフにもバランス感覚が必要だ。
スタッフを適材適所に配置して、スタッフ個人個人が持つ
長所を伸ばすことが、院長の私の仕事でもある。
そんな私も肉体的にはバランスが凄く悪いと
言われている。
歯医者の職業病でもあるのだが、右肩を下げて、腰を曲げて
仕事をすることが多いので、私の体は普段から右肩が下がり、
骨盤が曲がっているらしい!
この曲げと体のバランスの悪さを
私は早めに矯正したい!
バランスの悪い企業が、長く繁栄しないのと同じように、バランスの悪い体を持つ人間も、決して長く繁栄しない!!