なかの歯科 インプラント友の会 2009
東京のある出版社から
私に出版依頼の電話が入る。
今までの私なら、喜び勇んで
すぐに飛び付く所であるが
今の忙しさを考えると、新たに
1冊の本の原稿をまとめるなんて
私にとっては自殺行為に
近いものがある!
チャンスの髪は前髪しかいかないと
言われるが、今の私が出したい本は
実は本では無い!!
歯の大切さや、噛むことの大切さを
伝える「マンガ」か「絵本」を私は書きたい!!
書くと言うか?絵本かマンガの
監修をしたい!!
私たち歯科医師は「噛む」ことの重要性を
きちんと伝える努力をしているのか?
はなはだ疑問である。
今年で3回目となる、なかの歯科インプラント友の会
食事会が、11月26日に岡山全日空ホテルで
開催された。
当日は当院でインプラント治療を受けられた28名の方が
食事会に参加をされた。
この食事会を企画した目的は、単に、
患者さまに感謝の気持ちを伝えることと、
共に美味しい食事を楽しみたいと言う
それだけだった。
私たちの仕事は、単に虫歯や歯周病を治すだけでは無い。
口から食べることをサポートする、食べる楽しみを
提供することも、私たちの大切な仕事でもある。
しかし、食べる楽しみと言いながらも、私たち
歯科医院のスタッフは、実際の患者さまと
共に食事をする機会がないことに私たちは気がついた。
そして、患者さまと共に食事を楽しむ食事会を
行おうと、このインプラント友の会食事会が開催された。
わざわざお忙しい中、集まって頂く皆様方に
喜んで頂きたい!
そう思い、毎回、スペシャルゲストを、お呼びしている。
第1回のスペシャルゲストはプロのマジッシャンのハッシー!
目の前で見るプロのマジックに、皆が度肝を抜かれた。
第2回目のスペシャルゲストは、ちくわ笛の住宅さん、
県知事選の後なので、当日まで来てくれるのかどうか?
はらはらしたことをよく覚えている。
第3回目となる今回のスペシャルゲストの選考は、難航を極めた。
プロのミュージシャン、オペラ歌手、落語家等、
多くの候補者の中から選ばれたのは、
第1回目に拍手喝采を浴びたプロマジシャン、
ハッシーだった。
そんなハッシーに、今回はマジックで挑戦するものがいると聞いた。
2人のマジッシャンか?
その挑戦者とは??
その挑戦者とは、何を隠そう?この私だった。
私も歯医者の端くれ、手先の器用さには
少しだけ自信がある。
その上に大の【目立ちたがりや】でもある。
それからの私のマジック修行が始まった。
インターネットでマジックの勉強をして、
アマゾンで1冊7800円もするマジックの教本を買った。
そして、ハッシーに少し、いやかなり教えてもらって
私のマジック初デビューが決まった。
その日から私は、トランプを肌身離さず持ち歩き
何度も何度も練習を繰り返した。
ソウルにも持参して、ホテルで深夜まで練習を続けた。
そして、本番の2日前、診療が終わった後、私は
2つのカードマジックをスタッフの前で披露した。
私としては上々の出来と思った。
そんな私にスタッフは
「院長、見えてますよ!」
「もっと練習したほうががいいと思います!!」
さて本番の出来は?
でもマジックが出来ると、
飲み屋で女の子にモテそうで
何となくうれしい!!