ソウルはやはり凄かった!!
円高が急激に進行している!
円高に伴って、デフレも進行?
先日のスタッフミーティングで
私は今後数年後の日本のインフレを
予想したばかり!
ばつの悪さを感じながら
10年後にはどう考えても日本は
インフレになると思っているのは
果たして私だけであろうか?
日本の将来は?将来は??
どんなに考えても、決して明るくはない!!
ソウル2日目の朝を、私はソウルの新羅ホテルで迎えた。
早朝6時にウェイクアップコールで目覚めて
2階にあるフィットネスへと向かう。
普段は運動を全くしない私は旅行中に滞在する
ホテルにフィットネスがあれば必ず行くようにしている。
自宅以外のホテルでは、いつも眠りが浅い私には
ホテルでの早起きは何の苦痛も伴わない。
フィットネスの後は、10年来の友人である
ソウルのオ-さんをホテルにお呼びして、
一緒に朝食を食べながらの情報交換!
ブレックファーストミーティングである。
10年来の友人と言ってもオーさんは
私よりもかなり年下の女性である。
新羅ホテルで、朝から仲睦まじく朝食を取る
私とオーさんの姿が、他の先生にどう思われたか?
一抹の不安を感じながら、食事の後は、
オーさんの愛車で、ソウル駅前の歯科材料店を訪問した。
韓国の歯科医院の治療レベルは高い!
これだけインタネットの発達で情報が颯爽している今
日本でも、韓国でも、欧米でも、歯科医院間の情報格差は
ほとんど無い。
しかし、しかし、歯科材料や歯科機械の価格の格差は多くの歯科医師が認識しているように、確かに存在する。
日本に輸入できるかどうか?輸入が合法かどうかは別にして
韓国で買うと、日本より数倍安い歯科材料や歯科の機械が
存在する事実を、私は自分の目で確かめたかった。
ソウル2日目、私は友人のオーさんや、日本のS先生に
紹介して頂いた韓国のあるインプラントメーカーの社長さんに
歯科材料店や、卸の店や、歯科関係の場所を数件案内して頂いた。
話には聞いていたが、自分の目で確かめて
驚くことが凄くあった。
先日、当院の光照射機LED装置が故障した。
修理に出すと修理代だけで7万円以上の見積もりが来た。
本体は20万円以上の機械だけに、修理代の7万円は
そんなものかと思っていた。
しかしソウルでは、為替の関係も大いにあると思うが
日本で買うと20万円以上するLED光照射機の新品が
韓国製で7万円、中国製にいたっては3万円で売られていた。
恐るべし!この価格差!!
またある大手のインプラントメーカーのインプラント本体も
日本で買うのと全く同じ製品ながら、日本より30%以上も
安い定価が示されていた。
全く同じ製品が買う場所によって凄い価格の違いがある。
おい!おい!!韓国は、
歯科材料天国なのか?
ソウルの大都会でこれだけ安いなら
中国の田舎に行けばもっともっと安いのか?
私はインプラント治療を行う上で、CTと言う
機械を導入したいと常に思っている。
今、日本で発売されている歯科用のコーンビームCTは
1台が2000万円から3000万円もする。
韓国のベンチャー企業の歯科用CTが安いので
日本の大手のあるインプラントメーカーが正式に
輸入して少し前から発売を始めた。
それでも韓国で1200万で売られているCTの機械が
日本に入ると、諸々の諸事情が上乗せされて、
2000万円になった。
そこで調べてみると、韓国にはそのベンチャー企業以外にも
もっと格安の歯科用CTを販売しているメーカ-があった。
そのメーカーのCTは1台が
450万円から650万円程度!
ベンチャーとはいえ、格安だ。
しかし、これだけ円高が進んでいるのに
どうして日本の歯科材料、歯科機械の価格は
安くならないのか?
以前の大幅な円高の時も、日本の歯科輸入業者は、
一切の価格変更をしなかった。
その状況は私には談合のように思えた。
今回のような韓国と日本の歯科医師の交流が進めば
表に出ない情報交換ももっと活発になるはずだ。
これから定期的なソウル詣でが
始まるような予感がする!