全てのスタッフと、３０分間の
個別面談を行っている７月！

約３０名のスタッフと、個別に時間を
取って話をするのは、大変なことではあるが、
当院にとっても、私にとっても、
とても大切な時間！！

スタッフは家族！本当に大切に思うからこそ
厳しい話も、もちろん必要！！

あなたが、いつか当院から巣立ってゆく時、
「当院で、自分が成長出来て、本当に良かった！」
と涙を流してもらえるように、私はあなたには
もっと期待する。

私たちが仕事をする目的は、
「自己成長」と「他者貢献」それが全てだ！！

私は、今まで患者さまとは、ある意味で、
一線を引いたお付き合いをしてきたかもしれない。

歯科医師と患者さんは、そうするべきだと思い込んだいた。

だから、ある線を越えて、患者さんのプライバシーに
踏み込むことは、私は極力控えていた。

歯科診療を行う上で、最低限必要な項目以外は
ほとんど聞かない私だが、当院のスタッフには
友人のように患者さんと親しく話をしろ！
フレンドリー＆プロフェッショナル！！何て
勝手なことを言っていた。

結婚のこと、病気のこと、家庭のこと
諸々の諸事情を抱えて、皆が生きている。

しかし、「たかが、歯医者でそこまで、私は
自分のプライベートを、さらけだしたくない！」

ほとんどの方が、そう思っているのかと、
少し自虐的に私は思っていた。

そんな私が少し前から、少しだけ患者さんの
プライバシーに踏み込んだ話をするようになった。

きっかけは、Aさんとの何気ない会話だった。

当院の患者さまBさんのご紹介で、
Aさんは数ヶ月前に当院に来院された。

Aさんから直接聞いた話ではないのだが、
Aさんは数年前に大きなガンの手術をしていた。

生きるか死ぬかの瀬戸際を彷徨っていたAさんは
当時、自分の歯に関心を持つことは全く無かった。

それはそうだ！自分の歯より、命の方が大切なのは人間誰もがそうだ。

しかし、術後３年、５年、そして７年が経過して
未だに再発や転移の報告を医師から受けていない！！

そして、Bさんの勧めで、歯を綺麗にするために当院に来院された。

私はAさんの前歯６本をセラミックで治療をさせてもらった。
セラミック治療で、見違えるようにAさんのお口元はキレイに若返った。

Aさんは、次々に、ここも、ここもと！と別の場所も
キレイにしていった。

そんなAさんから先日「一番下の娘が、今度結婚することになった！」
と私は報告を受けた。

娘さんの結婚に興味を持った私は、Aさんに
お相手の方の年齢、職業、娘さんとのなれ染めなど
失礼ながら、根掘り葉掘り聞いてしまった。

しかし、Aさんは私の質問を凄く喜んでくれて、
私にAさんの娘さんと、今度婚約される方の話をあ
れもこれも話してくれた。

何か、目の前の壁が崩れるのを私は感じた。

そして、私は、Aさんに初めて
「Aさん！最近、お体の調子は如何ですか？」と
言葉をかけることができた。

「私、ガン体質なの！」と実にあっけらかんと
Aさんは私に話してくれた。

壁を作っていたのは、歯科医師の私側の問題だったと、理解できた瞬間だった。

だからと言って、歯科医師になって２３年目になる私が
いきなり今までの壁を全て壊すことは容易ではない！

今日治療に来られたある女性の方は、
この１１月に結婚される！

過去の私だったら、決してしなかった質問を
私はその女性にした。

こんな素晴らしい笑顔の女性のお相手はどんな方だろうと
興味本位の質問でもあった。

「今度結婚される方は、お幾つくらいの方なんですか？」

「同い年です！在り来たりなんですが、高校の同級生なんです！」

「えっ！素晴らしいじゃないですか！ステキですよ！！」
私は自分の思いを正直に述べた。

「私も彼も先生の後輩になるんです！学部は違いますが私たちも岡山大学出身なんです。」

私が岡山大学出身だということを、彼女は知ってくれている！

何だかうれしかった！心の温度が２度くらい上がった気がした。

私が患者さんとの距離を縮めようと、一歩踏み込むことで、目の前の患者さまも、こちらに１歩踏みこんでくださる！

「心も満タンに！コスモ石油！！」

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。