福島正伸先生の講演会
土曜、日曜、月曜と
3日間続けて、お酒を
飲みながらの懇親会。
もちろん懇親会でも大切な仕事!
同窓会や別の会の代表として、多くの方との
懇親を深めないといけない!
毎日が御馳走は結構なことだが、カロリー過多による
体重増加が今の私には怖い!!
4月12日に東京ステーションカンファレンスで開催された、
福島正伸先生の「どんな仕事も楽しむ講演会」に私と妻は参加した。
私自身、福島先生の講演を聞かせてもらうのは2度目だったが、
今回のお話も凄く感動した。
今思うと、福島先生の話を、私は当院のスタッフに聞いて欲しかった。
私自身は歯科医師の仕事を天職と思い、例えどんなに大きな失敗をしても
例えどんなに嫌なことがあっても、歯科医師の仕事を心から楽しんでいると
今なら胸を張って言える。
「しかし、当院のスタッフは歯科医院の仕事を、心から楽しんでいるのだろうか?」
福島先生の話の中にこんな一節があった。
「どんな仕事も未来へと繋がっているのです!」
「全ての仕事に意味があるのです。」
「仕事に意味を持てない人がいるだけなんです。」
仕事を感動に変える人は、どんな些細な仕事であっても、その仕事の意味を考えながら取り組みます。
仕事の意味を実感することで、どんな仕事であっても感動することを
知っているからです。
仕事を感動に変える人は、どんな問題が起きたとしても、前向きに受け止めます。
前向きに受け止めることで、次の機会や自分の成長へと活かすことができます。
ここでは事情により詳細に書けないのだがある会社の会社案内のDVDが凄かった。
簡単にいえば、社員の働く姿、仕事を通じてお客様に喜んで頂いたことを紹介するDVDなのだが、福島先生が6か月?の時間と、多大なる労力をかけて作られたDVDだ。
会場からは、感動して涙を流される方が続出した。
この会社案内を見ただけでも、今回の講演会に参加した価値があると思った。
今、歯科の世界では歯科衛生士不足が叫ばれている。
しかし私たちは歯科衛生士の仕事の素晴らしさを本当に伝える努力をしているだろうか?
大きな疑問だ。
歯科衛生士が歯科医院で働いている姿、歯科衛生士の仕事を通じて患者さまから喜んでもらったこと、感動してもらったことをDVDにまとめてネット等で公開すると、歯科衛生士になりたいと思う方が、かなり増加すると思われる。
それだけ素晴らしいDVDだった。
また、歯科医師の仕事の素晴らしさを、歯学部の学生さんに伝える努力を私たちは行っているだろうか?
大きな疑問だ。
私たち歯科医師の仕事は、単に虫歯を削ってつめたり、歯周病を治したり
するだけでは決してない!!
大阪から数時間かけて当院に通って貰っていたAさんは
自分の歯のコンプレックスから10年間引きこもりとなっていた。
ネットで当院を知り、わざわざ大阪から治療に通われた。
最初は、さすがにひどい状態であった。
若い女性とは思えない悲惨なお口の状態だった。
しかしAさんは本当に頑張った。
数か月に及ぶ治療を頑張りぬいたAさんは
とても奇麗な美しい口元を取り戻した。
治療が終わって半年後、そのAさんから
私のもとに1通の結婚しましたとの手紙が届いた。
引きこもりだった彼女が自信を取り戻し、結婚を決めたのだ。
私たち、歯科医師の仕事は歯だけを治しているのでは決してない!!
歯を治すことで、心まで癒される方が本当に大勢いらっしゃる!
だから当院では涙を流される方が本当に多い!
この涙は感動しての涙であって、私の治療が痛いからと言う理由での涙では決してない!!