岡山の歯科医院の未来はあるのか?

Written on 2019年5月17日, by 中野 浩輔

25年間継続して校医をしている
ある幼稚園の歯科検診日、

40名近いお子様の検診が無事に終わり、
驚くことに、ほとんどのお子様が虫歯ゼロ!!

小さな虫歯があったお子様がわずかに2名!!

25年前から私たちは、かなり詳細な
データを取り続けている。

25年前は40%近い数の子供たちが
虫歯になっていたのだが、25年後の
令和になった今は、ほとんどの子供が虫歯ゼロ!!

虫歯の減少は、喜ばしいことではあるのだが
私たち歯科医師の仕事の中身が大きく
変化しようとしているのを肌身に感じる。

日本の歯科の健康保険制度は出来高制なので
虫歯を削って詰めてなんぼ!
歯周病の歯を治療してなんぼの世界だ。

虫歯と歯周病が無くなることは
国民の健康にとって本当に喜ばしいことだが
今の保険制度では歯科医師の必要性はなくなる。

私達の存在意義はなくなる。

 

 

 


昨日の夜も岡山大学歯学部のある教授の先生と
懇親会で飲みながら話をしていた。

「今後、岡山でも歯を失う方はどんどん減少してくる。
先生のようにインプラントを多くしている歯科医院は
10年後は消え去っているかもしれないね!」

確かに教授の言われる通りだ。

私はまだ良い!

歯科医師になって32年が経過した。

歯科医院の借金がほとんど無く、子供も成人し終えて、
今後大きなお金がかかることは少ないので
規模を縮小してなら後20年以上は
歯科医師として何とか食ってゆけると思う。

しかし、昨日も懇親会で話をしていた
これから借金をして開業してゆく
後輩はどうなのだろうか?

今は27年前に私達が歯科医院を開業した時よりは
競争は激化していて、尚且つ揃える機材も
凄く多くなっている。

これからの競争を勝ち抜くには
CT、マイクロ、キャドキャムは
必ず新規でも揃えないといけない。

私の後輩は1億近い借金をして
これから20年間その借金を返し続けるらしい。

今後の日本の景気が悪くならなければ
まだ良いのだが、多くの方が想像されているように
私は2020年の東京オリンピックの前後から
日本はかなり景気が後退すると予想している。

そうなれば命にかかわることが少ない
歯科医療費から削られることは容易に
予想がつく!

私の予想が外れて欲しいと強く思いながら
私は日本を出て数年間、海外に租界する時が
来ることが数年後に来ると思い、中国語の
勉強を始めている。

英語は少しは出来る。

アメリカと中国の貿易戦争で
日本も大きな影響を受けるなら
ここは思い切って中国に飛び込むのも
悪くないのかと真剣に感じる私だった。

南イタリアのレッチェにて!!