夕方、着替えて、愛車マドンちゃんで
初めて大学病院へ向う！

本当は自転車でもヘルメットを被るべきだが
さきほど整えたばかりのヘアスタイルが崩れるのを
気にして、帽子も何も被らないで、自転車にまたがる。

今日は、岡山大学歯学部同窓会が初めて
女性の歯科医師の方、または歯学部の女性の学生さん限定で
女性歯科医師トークライブを行う日だった。
（これは後に、講師の先生の希望で男性も参加できることになった！）

今日の女性歯科医師トークライブは、従来の本年度の同窓会の
事業計画には無かったのだが、会長の私が無理を言って
この日のトークライブを実現させた。

私が今日の企画をどうしても実現したかったのには
理由がある。

それは、今の岡山大学歯学部の学生さんは、女性の割合が
学年によっては圧倒的に多いのだが（７０％女性の学年もある！）
その彼女らに元気がないことだった。

今の歯学部は、６年間の教育、その後、必ず研修医を１年間受けるので
就職できるまで、７年間が最短でかかる計算となる。

卒業後、ほとんどの女性の先生が、歯科医師の仕事を続けながら
結婚して、出産して、それぞれの道を歩む！

「高齢出産になるのではないか？」
「結婚の相手はやはり歯科医師の方がいいのか？」

男性歯科医師にない悩みが、彼女たちから元気を奪い、
その上、今は歯科医師はワーキングプアと呼ばれているので、

自分の将来に対して、夢や希望が持てない学生さんが多いと思われた。

ここは、男性の歯科医師の私がいくら夢を持とう！と言っても
効果はなく、同じ女性の歯科医師の先生の頑張っている姿を
ぜひ目の前で見てもらって、彼女たちに元気を与えたい。

歯科医師と言う仕事に誇りを持ち、自分の将来に
夢と希望を持ってほしい！

目の前に手本となる女性の歯科医師を呼んできて、本音でしゃべってもらう！
それが彼女たちを元気づける一番良い方法ではないか？

だから講師の先生の選択には大いに迷った。

そして、私は「行列のできる歯科医院４　女性院長奮闘編」と言う
歯科医師向けの本で紹介されたＧ歯科クリニックのＭ先生にお願いした。

Ｍ先生は、私の１学年先輩なので、彼女がどれほど学生時代から優秀かは
私はよく存じ上げていた。

背も高く、美人で、聡明である。その上に努力家ときた！！

同期の歯科医師の先生と結婚して、今はそれぞれが別の歯科医院の院長で
二人とも凄い成功を果たされている。

Ｍ先生は歯科医師として、妻として、そして、母親として、
一人三役をこなされているのだ。

もちろん女性の幸せは人それぞれ！結婚して家庭に入った先生もいれば
海外で暮らす先生、歯科医師をやめて別の職業をしている先生もいる。

独立して、開業するだけが、女性の幸せと言う訳では無い！！

トークライブなので、後半は会場からの質問を積極的に受けて
一方的でない双方向的なライブができれば最高だ。

だから司会進行を、１０か月前に新規で開業したＯ先生にお願いした。

彼女の優秀さも、私はよく理解しているつもりだった。

結果、この２名の人選は大正解だった。

木曜日の午後８時から、岡山大学歯学部同窓会初の
女性歯科医師トークライブが多くの参加者の元、幕を開けた！

本音トークが始まった！！

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。