患者さまアンケート
今年2回目の土曜日の診療も
無事終了した。
細かなトラブルはあったにしても
新年の診療も、無事2週間が終わった。
今週は、私たちが治療計画に悩むような、難しい治療内容の方が多く来院された。少しでも喜んで頂けるスキルを目指して、明日からドクター数名で
半年間のペリオインプラントセミナーに参加する。
私たちの歯科医院では、患者さまからの声を診療にいかしたいと
折にふれて、患者さまアンケートを行っている。
昨年も、対象や目的は違っても、数回のアンケ-トをお願いした。
その中で最大の患者さまアンケートが「D-sat」と言う専門の業者さんに頼んでの患者さまアンケートだ。
専門の業者さんにアンケートを依頼することは、かなり高額な費用が必要だが
私たちが一番大切にしないといけないのは、やはり当院に通ってもらう患者さまの生の声だろう。
アンケートを行うことは、費用だけでなくて、精神面でもかなりの負担を強いられる。(誰でも自分に対する悪口は積極的には聞きたくはない!)
当院の歯科治療、歯科サービスが、患者さんにとって、十分でないことがあることは、院長の私も、スタッフも重々承知している部分がある。
改善したくても、人の問題、お金の問題、その他、もろもろの事情で改善できない部分もある。
しかし、だからと言って、患者さまの声から耳をふさぐと、それこそ裸の王様になってしまう。
定期的に耳を傾ける努力が必要なのだ。
また今回のアンケートもかなり長いアンケート調査で、300名の方にお願いしたところ、任意で協力してもらった患者さまは100数名に過ぎない。
この100数名の方のアンケートの声は、決して悪口ではなくて、当院への温かなエールだと思う。
昨年のスタッフ面談のスタッフからの声とともに、今回のD-satの結果を踏まえて、すべてのスタッフがアンケートの結果から、当院の改善点をまとめている。
1人のスタッフが3点以上の改善点を考えて、2週間にわたって
スタッフミーティングで検討するのだ。
改善する点を挙げるのは、特別に難しくはない。
アンケート結果の「良い点」を伸ばし、「良くない点」を改善するだけだ。
当院の良くない点が、アンケートでは、色々と挙がっていた。
「待合室が狭い 座れない時がある」
「駐車場が狭い 駐車しにくい」
「プライバシーへの配慮が足りない」
「スリッパの衛生面が気になる」
その他、もろもろ
今回のD-satのアンケート結果は、待合室に掲示するのと同時に
当院のホームページですべて公開しようと思っている。
そんな当院の最大の、一番大きな声が挙がっていた 「良くない点」
「予約が取りにくい」
この点を早急に改善する必要がある。
こんな場合、無理だとあきらめると何も改善できない!
歯科治療ユニットを増やしたり、診療時間を長くしたり
日曜、祭日も診療したり、スタッフをもっと増やしたり!!
予約の取り方をもっと細かくしたり、スキルを高めて
同じ診療をする時間を短縮したり!!
昨日のラジオの生放送でアナウンサーの方から
「中野先生は、今年は、どのような年にしたいですか?」と聞かれた。
とっさに私は「決して守りに入ると言う意味じゃないんですが、今年は改善の年にしたいです。歯科医院の仕組みや、システムを改善して、よりよい歯科医院を目指したいです!」と答えた。
来週にはスタッフから、100以上の改善点のアイデアが出される。
普通のアイデアより、「絶対、無理!!」と思わせるような突拍子もないアイデアを、私は期待する!!