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中野浩輔
ステキな笑顔

キレイな白い歯は、あなたの笑顔を
よりステキに見せます。理想的な自分の歯で、
もっと自分に自信がつく!
歯医者さんからキレイになりたい
あなたに送る、デンタルブログ!

中野浩輔のステキな笑顔 中野浩輔のステキな笑顔
Dr.中野の活動記録 2009-1-2

りつく!

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初めてのホテルで、明日の集合が


早朝の4時40分!


年末に引いた風邪が復調しない私は、


夜中に何度も何度も目が覚めて、なかなか寝付けない!!


まあいつものことなので気にしてはいけない。


 


結局4時過ぎに起きだして、長男を起こして
二人で縄文杉登山の準備をする。



なぜか息子の荷物に、リュックサックが入っていない。



前日に届いたFAXには、雨具と、登山用の靴と、懐中電灯の用意をするように
書かれていた。


早朝の4時過ぎに外に出て、気温と天気を確認する。


屋久島は温かい!4時でこれでは格好は薄着で大丈夫だろう。雨も降りそうにに無い!!


ホテルのフロントで2人分の朝食と昼食のパックを受け取る。
これが意外にでかい!


4時30分に、もう2人の参加者がフロントに集まった。
凄い!いかにも山に登りそうな格好をしている。


二人ともかなり大きなリュックサックを背負って、スキーで使う
ストックのような杖まで持参している。


4時35分に大きなバンがホテルの前に泊まり、ガイドの背の高い
いかにも山男のような方が降りてこられた。


 


「雨具と懐中電灯の用意は大丈夫ですか?」


「すみません!懐中電灯を持っていません!」と言う私は、いきなり「どうして用意していないんですか?FAX見たでしょう?」とかなりの勢いで叱られた。


 


結局、懐中電灯をレンタルしてもらうことになった。
JRホテルで若い女性1人が合流して、縄文杉登山が始まった。


今回の縄文杉登山に関する注意事項がバンの中で走行中に始まった。


今回の縄文杉登山はかなりの長旅になります。
おおよそ10時間、22キロの道のりを歩き続けます。


登山口からトロッコ道を2時間程度、その後、山道に入り、3時間程度
歩いて、かなりの高低差を登って、5時間で縄文杉に到着!
そこでお昼を食べて、同じコースを5時間かけて延々と戻ってくる。



今はオフシーズンながら、150人から200人が毎日縄文杉を目指して、登るらしい。


登山口には朝の6時前なのに多くの車が停まっていた。


私と長男な二人で1つのリュックサックしかなくて、そのリュックサックも
私が24時間100キロ歩行で買った軽量タイプなので
そんなに大きな荷物は入らない!


そのために、2人分の食事を入れると、帽子や着替えが入らなくなる。
私は、下はジャージのみ、上は、ユニクロのヒートアップ下着一枚の上に
薄めのスキーウエアをはおって、登山に出発した。


リュックに入り切らない、帽子や着替えやタオルは車に置いてきた。


懐中電灯はとても役に立った。
7時が過ぎても辺りは真っ暗なので、懐中電灯が無ければ
トロッコ道を歩くことは出来ない。
特に風が吹く中、川の上の橋を渡ることは明かりがないと不可能だった。


トロッコ道を1時間程度歩いた所に休憩所があり、休憩することになった。


 


この辺りから雨がパラパラと降ってきた。


小雨が降る中、もう1時間ほどトロッコ道をひたすらと歩く。


トロッコ道が終わり、ここから山道に入る場所で、トイレ休憩となったのだが
ここから雨脚が急にひどくなった。


 


「完全な防備をして下さい!完全に雨対策をして下さい!」ガイドの方から話があった。


 


まずい!


雨対策なんて何もしていない!


 


雨かっぱも、傘も、レインコートも私たちは、


何ひとつ持っていない。


しかしさっき懐中電灯の件で、怒られたばかりなので
今度も「雨具持っていません!」なんて言おうものなら
「山をなめてんのか?」と無茶苦茶怒られそう。


私も息子も薄いとはいえ、スキーウエアを着ている。
スキー場で雨が降ることは多い。


 


これで大丈夫だ。


そして私の勘では雨はすぐに止む。


そう自分に言い聞かせて、登山を続けた。


 


しかし他の人たちの準備は凄かった。


寒さ対策の折りたたみのダウン、雨対策のレインウエア
替えの下着、アンダーウエア。傘。


おおきなリュックを背負うはずだ。



この30分後、スキーウエアは、雨が染み込むことを
私は体を持って実感した。


体が濡れると、体力が消耗する。


 


歩いているうちはまだしも、一度立ち止まると体が
冷たくなってどうしようもない。


寒さに震えながら、私たちは、ひたすら歩くしかなかった。


出発して5時間で、ついに辿り着いた縄文杉は
雨と霧がひどくて、その姿を十分に見ることは出来なかった。



しかし、一番一番辛かったのは、次の瞬間だった。


縄文杉のすぐ先の休憩所とは言っても
屋根だけのある壁もない、山小屋で昼食を食べ始めた
私たちのグループだが、私だけ、震えが止まらなくなった。


 


寒くて寒くて、仕方がなく、


手が震えて、手が痺れて


お箸を持つことさえが出来ない。


 


ガイドの方が、その場でお湯を沸かしてくれて
入れてくれたココアで少しだけ生き返った。


多くの登山者で賑わっていた休憩所で、寒くて震えていたのは
私と長男の二人だけだった。


 


「準備不足!」


「冬山をなめていた!」


以上のことは間違いないのだが
冬山は怖いと心から思い知らされた。


恐らく、慣れたガイドさんは、私と長男の姿を一目見て
「また馬鹿な山をなめた野郎が来た!」とそう思ったことだろう。


しかし、登山で何が辛いと言ったら、5時間かけて登った山では
自分の足で5時間かけて降りるしかないことだ。


やっぱり無理なんでリフトで降ろして下さい!そうは言えないのだ。



雨が降っていて、その上、寒いので、私たちは一枚も写真を撮っていない。


いや撮る余裕なんて全く無かった。


 


 


5時間かけて、登山口まで降りた私たちは、バンで暖を取り、
ホテルに戻って、ダッシュで温泉に行き、体を心底温めるのだった。


温泉でさっきの登山で一緒になった方とばったり出会った。


 


「凄い震えていましたね!大丈夫でしたか?
100均でもいいですから、雨具は必要です。
全然違います!濡れると体力を消耗しますからね!」


 


体力を消耗してヘろへろな私たちは、
このアドバイスを胸に刻み、無事に帰ったことを
本当にうれしく思った。


しかし、私は自業自得だが、準備不足に巻き込まれた


長男は、いい迷惑だ。


 


「2度と山には登らない!」


彼はそう言った。


 


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