口臭
今日もクタクタになりながら
診療は続く!!
スタッフ全員面談も7月末で無事終わり
当院のスタッフに8月に入って何か気合いが
入ったように感じるのは私だけであろうか?
何はともあれ、歯医者の仕事ができる幸せにどっぷりと浸かる。
夕方の4時過ぎに、スタッフの目を盗んで2階に駆け上がり
歯磨きを念入りに行う。
歯磨きは1日3回食後には必ず行っている。
そんな私がなぜスタッフの目を盗んでまで4回目の歯磨きを行うのか?
その理由は口臭予防のためである。
人間は生きているのだから、無味無臭で過ごすことなんてありえない。
特に口の中はいくら念入りに歯磨きをしようとも、多くの細菌が
溢れ返っているので、全く匂いをゼロにすることは困難である。
しかし口臭は嫌だ!
特に審美歯科を得意とする私の主な患者さまは若い女性!
その女性の前で、自分の口臭に気がつかないで
熱く審美歯科を語っても仕方がないし、説得力に欠ける。
人間って、自分の口臭に気がつかないように体が設計されている。
だから自分の口臭に気がつかなかったり、逆に口臭はないのに
あると強く思いこんで悩んでいる人が多い。
先日も友人からある相談を受けた。
それは口臭のこと!
岡山である業種の店を何店舗も展開していて
その業界ではカリスマとも呼ばれている友人の唯一の悩みが口臭であった。
それも他人に指摘されるのではなくて、自分であると思い込んでいるのだった。
口臭にもいろいろな種類があって、生理的口臭は病的口臭に分けられるが
本当は口臭がなくても自分に口臭があると思い込んでいる場合を
自匂症と呼んでいる。
私も口の中は銀歯だらけ!ブリッジもあればラミネートべニアもある
歯の博物館状態なので、いかんせん自分の口臭が気になる。
マスクをかけたまましゃべる方が、口臭の面では気にならないが
公衆の面前では、それは失礼な行為となる。
45年以上も生きているのだから体から
変な匂いが漂っても仕方がないのかもしれない!
体がだんだん酸化して、加齢臭が漂っても仕方がない!!
でもね!みっともない生き方はできても
臭い体って、やっぱり我慢できないのよ!!
「院長、この口臭予防キット、どうするんですか?」
スタッフからの質問に
「うん!試しに皆で使ってよかったら患者さんに薦めようと思う!」
何て言いながら、実は自分が一番
その口臭予防キットを使いたがっているのだ。
「キレイな息、してますか?」
「。。。???」
「キレイなお姉さんは好きですか?」
「はい!好きです!!」