あるお二人の歯科医師の先生の診療見学

先日、岐阜と名古屋から
お二人の若い歯科医師の先生が
当院に診療の見学のため
わざわざ遠方から来院された。

私自身、診療の見学はどうしても緊張するし、
特にインプラントオペの見学等は
本当はお断りしたいのが
昔から何度もセミナーでお会いして
仲良くなった先生なので特別に
見学にOKを出した。

見学後、私と妻と二人の先生と
岡山の知り合いの先生も交えての
懇親会となった。

その場である先生がこう言われた。

「この先生が何度も私に質問するんですよ！
私、中野先生に何か粗相をしましたかね？」

結論はこうだ。

私が見学中、その先生に笑顔も愛想も説明も
全く無かったことで、その先生は私に嫌われたと心配したらしい。

今から15年前にも同じようなことがあった。

ある先生がスタッフを引き連れて
7名くらいで当院に見学に来られた。

私は事前にその先生にこう話していた。

「見学は受け入れますが、私は診療中は100％患者さんの治療に
集中しますから笑顔も無いですし愛想もありません。
患者さんがいる前で説明することも決してしません。
何か質問があれば診療後に質問して貰えませんか？」

診療室に7名もスタッフが増えると流石に
狭くてバタバタする。

その中でも私以外のスタッフは他の医院のスタッフに
笑顔で懇切丁寧に説明して資料も渡していた。

私以外は！！

診療後、その先生が言われた苦言を私は今でも
忘れない。

「事前にそう聞いてはいましたが、中野先生からは
本当に笑顔も説明も全くないんですね。

私たちは診療室を休みにして見学に来ているのに
ちょっとひどい対応ではないですか。」

ひどい対応！

その後、落ち込んだ私は診療中の見学はなるべくお断りしていた。

15年が経過してまた同じことが起きた。

妻に話すと、こう言われた。
「スタッフがいつも言うでしょ、
院長は診療室の顔と飲み会の顔は別人だと！　」

「え、診療中って私はそんなに笑顔も愛想も無い？」

「無い！！だからスタッフにお願いしなさい

院長は診療に集中するタイプで診療中は笑顔も
挨拶も説明も少ないので、私から説明させて頂きますと！」

当院のスタッフにお願いします。

一生懸命に治療に専念している私は
自分が思う100分の１も笑顔が出てないですし
院長からの説明も不十分です。

皆さんのフォローが必要です。
私を助けて下さい。

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。