日産リーフが私の元から去っていってしまいました(涙)
私は11年前に今後の日本の
地震や天災を恐れて電気自動車の
日産リ-フ初期型を購入した。
初期型はバッテーリーの消耗がひどく
私は岡山市内から車で出ること
また高速に乗ることは
11年間一度も無かった。
外見は丸っこい形で可愛らしく
内装は私の好きな白系統の色にした。
決して強面のお顔をしていないために
車線変更でも入れてくれる車は少なく
何回か煽り運転に遭遇もした。
私の妻の愛車の黒いベンツとは
全く真逆の車だった。
しかし、私はリーフが大好きだった。
11年間も乗っているのに私は
その日も新車に乗るような
新鮮な気分でリーフに乗った。
「まだまだ、あなたは若いよね!」
と声を掛けて極真空手の道場まで
リ-フを走られた。
思えば、このリーフとの思い出は
本当に沢山あった。
西日本豪雨の時はこのリーフが
死ぬんじゃないかとの思うほどの
大変な経験をした。
このリーフで私は家族を
何度も何度も岡山駅や岡山空港まで
届けることをした。
思いでも写真も山ほどあった。
令和6年6月6日の大安の木曜日の午後1時30分
トヨタの担当の方が当院に来られて
リ-フを持ち帰られた。
私は目頭を押さえながらリーフが
走り去ることを、この目で見送ることが出来た。
妻から直後に電話が入り、
「あなたの愛車のリーフと岩井の交差点で
すれ違ったわ!」と言われた。
私はその場で号泣して、暫くその場で
言葉を発することも出来なかった。