4月13日土曜日の夕方
私はあるセミナーを受講するために
京都のウェスティンホテルにいた。

午後5時55分に私はセミナー会場を
抜け出して、スマホでNHK＋のボタンを押した。

NHKの「所さん事件ですよ！」は
取材力も取り上げる内容も面白いのだが
私にとって凄くラッキーなことに
1週間前から放映日が木曜日の深夜11時から
土曜日の午後6時5分からに変わっていた。

しかしアンラッキーなことに
関西地区ではその日は放送が流れないと
NHKのディレクターの方に事前に聞いていた。

NHK＋では1分遅れで関西地区
京都でも放映されるとも聞いた。

私はホテル会場の誰もいない片隅で
スマホのイヤフォンを耳にした。

そして午後6時5分の1分後午後6時6分から
NHK＋でNHKの「所さん事件ですよ！」
の番組は始まった。

私たちは事前にどんな放送がされるのか？
全く聞かされていなかった。

収録のどの部分が使用されて
どの部分がカットされたのか？
私たちは全く聞かされていなかった。

そして番組は始まった。

最初の歯髄再生治療の下りで
私の「歯生え薬」の下りが放送された。

予告編では、かなり切り取られていたので
「中野先生、そんな薬をいつのまに
開発されたのですか？」との質問を
多く頂いた。

私はそんな薬は開発していない！

「歯生え薬」は京都のベンチャー企業が
開発中で私は歯科医師のプロとして
コメントしただけであるが
本番ではしっかりとした伝わり方で
安心した。

入れ歯銀行の下りも、私が言いたかった震災時の口腔ケアに
ついてもしっかりとコメントを使われていたし
お口ポカンでも私が話していたコメントは
ほぼほぼ有難いことに使われていた。

番組内で取材を受けていたTさんに
お口ポカン怖さを伝えたのもこの私だ。

ほぼほぼ私が言いたかったことは
全て番組内でコメントとして使われていた。

NHKさん、本当にありがとうございます。

そのことには凄く安心して
安堵の感情を覚える中
最後に１つだけ心配なことがあった。

私はほぼ100％歯科医師として真面目なコメントを
していたのだが、１つだけ思い切った？
笑いを取れるコメントを考えていて
前日から何度も何度も面白く言えるように
練習を重ねていた。

だからあのコメントがカットされるのは
凄く辛いと思っていた。

番組終了まで後3分となり
私の笑いを取る事前に仕込んだ
コメントはまだ出ていなかった。

やはりダメか？と思っていたら
番組のエンドロールが流され
私の渾身を込めた笑いを取るコメントが
ラスト5秒で放映されたのだった。

私は京都ウエスティンホテルの
片隅で泣き崩れた！！

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。