歯医者のスピード
年が明けて2週間で
私は3キロ以上のダイエットに成功した。
とはいえ1月3日の体重は65キロ強とシドニー帰りで
最大瞬間風速が吹いた日なので、3キロ減と言っても
普段の体重からは1キロ程度減少したに過ぎない!!
これからがダイエットの本番!
手帳の目標にも設定している60キロの体重まで後1、7キロ!
必ず達成してやると心に強く思う反面、家族の食べ残した
天ぷらを思わずつまむ私がいる!!
今日からが私のダイエットの本番だ!!
私がいつも診療の面で心掛けていることの1つに「診療のスピード」がある。
私は学生時代、矯正を受ける前は顎関節症の症状がひどかったために
歯の治療中、長時間お口を開けることが本当に苦痛だった。
疲れて、だんだん口が閉じてくると、歯科医師の先生に
「もっと大きく口を開けて!はい!アーーーン!!」と何度も叱られたものだ。
同じ内容の処置をするのなら、短時間で済ませた方が私だけでなくて
どの患者様にもメリットがあるのは明白だ。
それなので、私は学生時代から実習のスピードも誰にも負けないように頑張ってきた。
例えばブリッジの歯を削る実習においても、私は誰よりも早く1番にインストラクターの先生の元に模型を持参した。
もちろん早くて下手ではなくて、早くてうまいを目指していた。
一番早くても「やり直し」の判を押されて、振り出しに戻り、
もう一度最初から歯を削る場面も何度もあった。
その場面を見た友人は「それ見ろ!どんなに早くても失敗すれば一番最後になる!」と私を笑ったものだ。
笑われながら私は「普通の人がゆっくりと考えながら、1度きり実習する所を私は同じ授業料で2回も実習させてもらっている!!ありがたい!」と喜んだものだ。
私は今まで、全国的に有名な多くの歯科医師の先生の歯周病やインプラントのオペの見学をさせてもらっている。
腕が立つと評判の先生は全て診療のスピードが早い!
もちろん慎重に行うところは本当に慎重に行われるが総じてスピードはとても早い!そして正確だ!!
そんな私なので,自分の歯科医院での診療も効率を考える。
上の顎の型が固まる間に、次の準備を進めてタイムラグのない流れるような診療をしたい。
インプラントのオペでも最小の時間で最大限正確なオペを行いたい!!
そのためには私だけでなくてアシストをするスタッフの力量にも左右される。
そんな当院のスタッフのなかで、昨年の4月に入った新人のスタッフも
9ヶ月以上の実践のなか、かなり成長していることを私は心から喜んでいる。
「早い、安い、うまい」 あの吉野家のように!
いや自分の技術の安売りは余りしたくないので
「早い、うまい、ちょっと高い」
そんな歯科医院を私は目指したい!!