Dr.中野の活動記録
2005-2-18
ピンクのマスク
今朝診療室に降りてみると
スタッフが朝から何だか騒々しく動き回っている。
「どうしたのか?」と聞くとドクター用のマスクが
在庫がなくなっていたことに気が付かないで
歯科材料店に「至急持って来て!」と電話をかけていたのだった。
歯医者でマスクなしに診療はできないので
スタッフ様のピンクのマスクを3人の男性の歯科医師がする。
このピンクのマスクが私には全く似合わない。
40を超えた私のくすんだ肌にはやはりいつものブルーのマスクに
限る。またこのピンクのマスクは女性なので男性用より小さいのだ。
私の少しビッグなフェースにはこの小さなピンクのマスクは
トゥースモール!!
朝から何だか患者さんの目が笑っているようで落ち着かない。
横を見ると副院長のO先生もピンクのマスクは
全く似合っていなく、私だけではないとほっとする。
診療が始まって30分もしないうちにさっそく
歯科材料店の方がマスクを持って診療室にやってきた。
いつも使っているマスクはなくて、特別高級品のマスクしか
在庫がないと言う。(本当かどうか疑わしい!)
一箱30個入りで5300円の高級マスク!はいつもの10倍の値段らしい。
高級なマスクをすれば高級なハイレベルの仕事ができるのであれば
高い買い物ではないが私にはそうでもないらしい。
マスクの内側の細かな繊維に私の鼻が敏感に反応して
くすぐったい一日であった。
花粉症の経験がない私も高級マスクで花粉症を体験した
一日となった。
たかがマスクされどもマスク!
在庫切れにはくれぐれもご注意を!!