マウスピース矯正「インビザライン」と費用について、インビザラインドクターが解説します。-岡山の歯医者-なかの歯科

2023-10-18

マウスピース矯正「インビザライン」と費用について、インビザラインドクターが解説します。

1：インビザラインとは何か？

インビザラインとは、歯並びの矯正を行うための最新の方法の一つです。
ブラケットと呼ばれる金属部品を歯に接着する従来の矯正装置と異なり、
透明なマウスピースを用いて歯を動かします。
これにより、目立たずスムーズに治療を進めることが可能となります。
このシステムは特に大人の矯正治療において好評を得ています。
なぜなら、大人の方は自分の見た目を心配しながらでも
自分自身の口元を美しくしたいからです。

２：インビザラインの仕組み

インビザラインは、専用のソフトウェアを用いて3Dで歯並びをシミュレーション
（クリンチェックと言います）して、それに基づいて作成された
オーダーメイドのクリアなアライナー（装置）を使います。
まず、患者さんの口腔内からデータを取り、
それをもとに3Dの歯列転換計画を作成します。
その計画に従って、一連のアライナーが作られ、それぞれが微妙に異なる形状を持ちます。
これらのアライナーを順番に装着し、一つ一つが歯をゆっくりと動かすことで最終的な
正しい位置に導きます。これがインビザラインの基本的な仕組みとなります。

３：インビザラインのメリット

インビザラインには、他の矯正治療法にはない特長的なメリットが数多くあります。
その一つが見た目の自然さです。
従来の矯正治療装置は金属製であり、装着していることが一目瞭然でしたが、
インビザラインは透明な装置なので、装着したところで目立つことがありません。
また、装置が取り外し自由なので、食事や歯磨きの時に外すことが可能です。
これにより、矯正中でも口腔衛生を維持しやすいという大きなメリットがあります。
加えて、装置が口内に新たな異物感をもたらさないため、話す際の不快感や
違和感が少ないことも好評です。

４：インビザラインのデメリット

一方で、インビザラインにもデメリットがあります。その一つが、費用が高価であることです。
一般的にはブラケットと呼ばれる伝統的な矯正治療よりも費用がかさむ傾向があります。
（なかの歯科・矯正歯科では同一の料金になります。）
また、矯正装置が取り外し可能なため、自己管理が求められます。
つまり、装置をどれだけ長くつけているか、適切なタイミングで交換しているかなどが
治療の成功に直結します。
修正治療が必要になった場合も、追加費用が発生する可能性があります。
（当院では契約の範囲なら追加は無料です。）
これらの点を事前に理解した上で、インビザラインを選択することが重要となります。

５：インビザラインの費用について

インビザラインとは、見た目に配慮した透明なマウスピース型の歯列矯正装置のことで、
米国アライン社が開発したものです。
ここでは、そのインビザラインの費用について詳しく解説します。

５－１：基本的な費用の概要

インビザライン矯正の基本的な費用は、大まかに言うと初診料、診断料、装置費用、維持費が含まれます。
ますます一般的になりつつあるこの矯正方法ですが、詳細な費用はクリニックによって若干の差異があります。

初診料は通常の診察料と同じで、大体3,000円から5,000円程度です。
診断料であるCTスキャンや口腔内スキャンなどの検査に対しては約20,000円から30,000円ほどかかる医院が
多いです。装置費用は、インビザライン自体の製造コストとなり、これが一番大きな出費となります。
だいたい500,000円から800,000円と非常に幅が広いです。
これは歯並びの状態によるため、個々のケースによって異なります。
最後に、維持費として月に1〜2回の調整やアフターケアが必要です。
この費用は通常、診察料と同じで月に数千円から数万円が目安です。

５－２：追加費用やオプションについて

インビザラインだけでなく、どの歯列矯正でも追加費用やオプションが存在します。
追加費用とは、矯正をスムーズに進行するために必要となるCTスキャンや歯科レントゲンなどの
検査費用などを指します。
また、オプションとは一部のクリニックで提供される、加速装置を使用した
矯正時間の短縮や歯のホワイトニングといったサービスを指します。

追加費用については、予めクリニックのウェブサイトや口コミ、診察時にきちんと確認しておくことが大切です
。レントゲンやCTスキャンの検査費用は1回あたり約20,000円から50,000円ほどかかることが一般的です。
オプションについては、必要なければ選ばない、または予算内で選ぶことが推奨されます。

当院では、ホワイトニングなど一部のオプションは無料で矯正料金に含まれています。

５－３：費用を節約する方法
インビザラインの矯正費用は決して安くはありませんが、いくつかの方法で節約することが可能です。
まず、オプションを上手に利用することです。
また当院ではデンタルローンを利用する方に歯36回までは金利手数料0%
当院でのデンタルローンの手数料は負担させて頂いています。

また、クリニック選びによっても費用を抑えることができます。
インビザラインは全国的に提供されているため、複数のクリニックを比較し、
それぞれの費用を把握することが重要です。

その上で、自分の予算に合わせた最適なクリニックを選択することで、
高額な費用を少しでも抑えることができます。

ただし、安かろう、悪かろうでは良くないですから、余りにも通常よりも安い価格を
提示している歯科医院は疑ってかかってください。

６：効果を最大化する使用方法
常に同じものを使用しているという人もいれば、うまく使用できずに困っているという人もいるでしょう。
どちらのケースでも、その使用方法を見直し、さらなる効果を引き出すための情報を提供したいと思います。
「効果を最大化する使用方法」について考える時、満足な効果を得られない場合、
その原因は使用方法に問題があるのか、商品そのものに問題があるのか、これをまず明確にしましょう。

７：装着時間と効果の関係
「装着時間」と「効果」の関係性について理解することは重要です。インビザラインの場合、最低でも1日に20時間
可能なら22時間以上の装着をお願いしています。

８：インビザラインを始める前に知っておきたいこと
インビザライン、つまり透明なマウスピース型の歯列矯正器具を使用して歯並びを整える方法ですが、
スタートを切る前に理解しておくべき重要なポイントがあります。
本当にインビザラインは自分に適しているのか、どの程度の期間を要するのか、
具体的な費用はどれくらいなのか、といった基本的な情報の理解は必須です。
また、訪れるクリニックがインビザラインの正式な認定クリニックであることの確認も重要となります。

９：初めての相談の注意点

初めてインビザラインを考え、歯科クリニックへ相談に訪れる際に知っておきたいことがあります。
まず、具体的な治療プランや期間、費用の見積もりをしっかりと聞き、自分に合ったプランであるか
どうかを確認することが重要です。また、矯正専門の歯科医師が在籍しているか、
インビザラインの提供する公式クリニックであるかなどを事前に調査しておくと安心でしょう。
さらに、保険適用の有無や自分の生活スタイルに合う治療方法であるかどうかも見極めるべきです。
なかでも、インビザラインは1日20時間以上装着することが求められますので、
その点を理解しておくことは重要となります。

１０：適用可能な歯並びの種類

インビザラインはどのような歯並びに適用可能なのでしょうか。主に考えられるのは、乱れた歯並びや間隔が開いた歯、
噛み合わせの悪い歯などです。しかしインビザラインでも、重度の歯列不正や顎の骨格の問題など、
対処しきれないケースも存在します。インビザラインを選択する際は、まず自分の歯並びの状態を診てもらい、
その上で専門の医師と相談することが重要となります。
また、インビザラインは歯並びの改善だけでなく、歯周病の改善効果もあることを覚えておきましょう。

１１：期間と結果の予測方法

インビザラインの治療期間や結果は、個々の歯並びの状態や目指すゴールにより異なります。
一般的には、18ヶ月から24ヶ月の期間を要することが多いですが、軽度のケースでは
もっと短い期間で終わることもあります。専門の医師と相談し、自分の歯並びの状況に
応じた治療プランを立てることが必要です。また、インビザラインを用いた矯正の進行と結果は、
専用のソフトウェアにより3Dで予測し、視覚的に確認することが可能です。
治療開始前には、この予測映像をチェックしましょう。

１２：比較検討：インビザラインvs従来の矯正器具
　
理想の笑顔を手に入れるために矯正治療を選択する人たちは増えています。
しかし、インビザラインと従来の矯正器具は、どちらがいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか？
それぞれの費用、効果の速さと持続性、そして使用感の面から、インビザラインと従来の矯正器具を
比較していきましょう。

１２－１：費用の比較

インビザラインの代金は、通常50万円から100万円程度です。これは、矯正回数や矯正内容により異なります。
また、インビザラインでは、3D画像による矯正計画の作成や装置の製作費などが含まれています。
一方、従来の矯正器具は、同じ50万円から80万円程度が一般的ですが、重度の歯並びの場合、
100万円以上かかることもあります。
さらに、定期的なメンテナンス費用や矯正終了後に掛かるリテーナー費用なども考慮する必要があります。
費用的に見た場合、一般的には多くの医院ではインビザラインの方が高めに設定されているのです。

１２－２：効果の速さと持続性の比較

インビザラインの治療期間は大体1年から2年程度を見込むと言われていますが
、歯の移動範囲や矯正の難易度によって変動します。一方、従来の矯正器具を使った場合、
通常は2年から3年以上必要とされます。
しかし、矯正後の成果を維持することを考えると、どちらも定期的なアフターケアが必要なのです。
また、インビザラインは見た目にも美しく、取り外し可能な点は長所と言えるでしょう。

１２－３：使用感の違い

インビザラインの特徴はその装着感の良さと洗練された見た目です
。取り外しが可能なため、食事の際や歯磨きの時間に支障をきたすことはありません。
一方、従来の矯正器具は口腔内に固定するため、初めは違和感を覚えるかもしれません。
しかし、矯正器具による摩擦で口唇や舌が痛くなるという問題は、インビザラインでは発生しません。
どちらを選択するかは、自分の生活スタイルや矯正の目標によるところが大きいでしょう。

１３：最後に：インビザライン、それはあなたにとって価値があるのか？

私たちが金銭的な投資を考える際、通常は株や不動産、教育などを思い浮かべます。
しかし、自分自身の身体への投資はどうでしょうか？特に口元の印象は、
ビジネスシーンやプライベートでも重要な役割を果たしています。
そのため、最新型の歯矯正器具「インビザライン」は確かに価値があるといえるのです。

１３－１：自己投資としての歯矯正

歯の矯正はライフスタイルの質を向上させるための自己投資といえます。
利益を得るために費用を費やす投資とは違い、歯矯正は健康的な生活や社会生活での
アドバンテージを手に入れるためのインストールメントです。
歯の健康は、全身の健康状態に影響を与え、また自信につながります
。歯並びや咬み合わせを改善することで、口腔内の清潔さを保ちやすくなり、
虫歯や歯周病のリスクを低減します。さらに食事の質も向上し、栄養摂取にアドバンテージがあります。

１３－２：美容や自信への影響

美容面において、インビザラインは別格の存在です。この透明な歯矯正装置は、
従来の矯正器具と比べて装着感が軽く、見た目にも目立たず、普段の生活に影響を及ぼしません。
美しい笑顔は、人間関係をスムーズにし、自信を高める効果があります。
また、自らの見た目に自信を持つことは、日々の生活を好感情で過ごすためのきっかけとなります。
特にビジネスシーンやプライベートで自己表現をする場合、ハッキリとした発音と共に、
自信溢れる笑顔は格段にアピール力を上げます。

１３－３：価値を最大化するための選択

インビザラインの価値を最大化するためには、必要な情報を得て適切な選択をし、
歯の状態やライフスタイルに合った矯正装置を選ぶことが大事です。
インビザラインは、製作過程がデジタル完全対応で、3Dでのシミュレーションが可能なので、
矯正前に最終の歯並びを確認することができます。
また手軽に装着・脱着でき、食事や歯磨きの邪魔になることがないため、
生活の質を低下させることなく、理想的な歯並びを手に入れることが可能です。

結果として、あなたの人生における価値を最大化することにつながります。