涙
昨日は夕食を一人で食べて
その後ふとソファーで眠ってしまった。
起き出して見ると朝の4時半!
私はいったい何をしているのだろう?
リストに書かれた昨日中に行う予定の事柄は
何一つ終わってはいない!!
今日の7月20日で歯科衛生士学校の前期の実習が終了した。
前期の実習生Hさんは本当に忙しい当院でよく頑張った。
先週の土曜日の歓送迎会では一早くHさんのねぎらいをした。
挨拶に立ったHさんの熱い涙に感動したスタッフが多かったはずだ。
数名のスタッフは、Hさんのために預かってきたHさんのお母さんの手紙を
読んでいくにつれて、自分も涙を流していた。
今日の朝の挨拶でもHさんは話しながら感極まって涙を流した。
先日東京で行われたカシータの高橋さんの話でも
観客の歯科医師の多くが話を聞きながら大粒の涙を流した。
この涙は「痛い」とか「悲しい」とか「悔しい」と言った感情から来る涙ではない。
「感動した」、本当に心の底から「ありがとう」の気持ちが言いたい気持ちからの涙なのだ。
この涙は素晴らしい涙だ。
私はこんな涙を流すスタッフと仕事が出来ることを誇りに思うし、
当院で働くスタッフは、全員感動すると人前でも涙が流せるスタッフであって欲しい!
私が歯科医院の経営者として、15年間ずっと思っていることは
涙が多く流せるスタッフほど、感動する気持ちが多いスタッフほど
患者様からの信頼が厚い!
多くの患者様からお褒めの言葉を頂く!
自己中心的な人間は他人のことで涙を流すのは難しい。
他人を尊重できる人間だからこそ他人のために涙を流すのだ。
それなので当院では涙を流すスタッフ、感動しやすいスタッフを募集したい。
そんな私は実習生のFさんから写真と手紙をもらった。
彼女はスタッフ全員に手書きの手紙と写真を用意していた。
彼女が用意した手紙は30通以上!
そのほかに、スタッフルーム用にと、落ち込んだ時に元気が出る本と、歯科医院用に子供向きの絵本のプレゼントまで彼女は用意していた。
驚いた!
今まで何人も実習生を受け入れているが、スタッフ全員にありがとうの手紙を用意した実習生は過去いただろうか?
彼女はたった20歳である!
驚いた!
カシータやリッツカールトンに劣らない感動が目の前にあった。
手紙を受け取った私はその場で手紙を読んで本当に涙がこぼれそうになった。
しかし私はスタッフの前では決して涙を流さない!!
だって男の子だもん!涙が。。。(アタックナンバ-ワン風!)