林先生のメガジェンインプラントセミナー
4月1日から新人スタッフが3名加入。
社会人として、しっかりと育てることを
約束いたします。
土曜日の午前の診療を終わり
泌尿器科で男性ホルモン「テストステロン」の
ダブルの注射を終えて、岡山駅に急ぎ
新幹線で新大阪を目指す。
土曜日の午後と日曜日の終日
林揚春先生のメガジェンインプラント
2日間コ-スに参加するためだ。
私は今、林揚春先生のFIDIと言う
インプラントのコ-スに参加している。
このFIDIへの参加はコロナで3年遅れた。
FIDIの初日、私は参加が3年遅れてことを
心の奥底から後悔した。
それだけ素晴らしいコースに3年早く参加していれば
当院の患者さんを3年早く救えたはずなのに。
そんな思いから林先生がメガジェンインプラントの
コースを大阪でされると聞いて私は直ぐに手を挙げた。
しかし、その2日間のコースに参加するためには
2つの条件があった。
①年齢が50歳以上であること
②年間のインプラントの本数が50本以上あること
私は60歳で年間200本以上はインプラントを
普通に行っているので、条件は楽勝でクリアした。
私は新幹線が10分遅延して会場には開始時刻の5分前に
ギリギリ到着した。
ほとんどの先生が既に着席されていて
私は一番後ろの席に座るように言われた。
参加されていた先生20名は半数私より年下のたぶん50代後半
しかし、半数の先生は60代から70代で私よりはるかに
年上の先生の姿が多かった。
ちなみに林揚春先生の年齢は
私より10歳上の70歳である。
今回のセミナーも講義半分、実習半分でドンドンと
進んでいった。
私は実習のスピードには自信があった。
学生時代から私は実習では同級生の2倍から3倍速く
歯を削り、虫歯を詰め、インプラントを埋めていった。
歯科医師になってからも、どんなセミナーやコースに
参加しても、歯を削るスピード、インプラントを埋入する
スピードだけは誰にも負けたことが無かった。
私は既にFIDIで同じ実習は受けていた。
私にとって復習、楽勝の実習のはずだった。
実習でインプラントの形成が終わると
メガジェンのスタッフに「インプラントお願いします!」と
声を掛けて、実習用のインプラントを貰い
模型に埋入する。
1回目と、2回目の実習では私が1番先だった。
しかし、3回目からは様子が変わっていった。
私より先に何名もの先生が「インプラントお願いします!」
と言い出したのだ。
えっ!ちょっと待って!!
私より10歳若い先生ならまだしも
どう見ても私より10歳先輩の先生が
私よりもスピードが速い!!
いや、驚きました。
そう言えば、色々な学会やセミナーや
コースでお見掛けする歯科界の重鎮の先生方が
このセミナーには集まられていたのだ。
しかし、正確性は別にしても診療のスピードで
負けてしまうとは??
世間は本当に広く
日本の歯科医師は手先が本当に器用!!