なかのしか通信
最近なぜか私はとても早起きだ。
5時55分にめざまし時計をセットしているも
4時台に目が覚めることも多く、
昨日なんか3時半に目が覚めてトイレに向かった。
これって早起きじゃなくてトイレが近いだけ?
もしかして前立腺?????
当院では定期的にニュースレター「なかのしか通信」を発行している。
ニュースレターとは院内新聞と同じ意味である。
ここ数年、院内でニュースレターを定期的に発行する
歯科医院が増えている。
なぜなら、ニュースレターは歯科医院のマーケティングを語る上で
大変強力な手段だからだ。
毎月、もしくは2ヶ月や3ヶ月に一度、院内の出来事や
患者様からの手紙や、最新の歯科の情報をまとめて
発行したものが歯科医院のニュースレター。
それを既存の患者さんに渡すことによって患者さんと定期的に接触を試みて
医院の存在を忘れ去られないようにすること、
そして医院のファンになってもらうことが大きな目的となる。
当院では開業して12年間は、いわゆるプロが作った
既存のニュースレターを使用していた。
これは既成の作られた情報をまるごと買って発行者の欄のみ当院の名前を印刷して、当院のニュースレターとして発行するだけ。
これを使えば、お金さえ払えば誰でも努力無しにニュースレターの発行ができる。
しかし全く効果が無いことはないのだが、所詮借り物のニュースレター、
感動も感想も少なく泣かず飛ばずのニュースレターだった。
あるときマーケッターの神田昌典さんの著書で他業種のニュースレターの成功例に触れた私は当院でも医院オリジナルのニュースレターを発行することを決めた。
3年半前のある朝の朝礼で、私は突然当院のスタッフに以下のことを告げた。
1、来月から当院オリジナルのニュースレターの発行をすること。
2、編集と発行は副院長のO先生が担当すること。
3、ニュースレターにはなるべく売り込み臭い歯科の情報は入れないようにすること。
4、できれば手書きで親近感を出すこと。
恥ずかしいことに、院長の私は何もしないで、スタッフに丸投げ状態。
その指示だけで第1号を作り上げたO先生には今でも感謝している。
無から有を作り出すエネルギーは大変なことは私は理解しているつもりだ。
いい加減なことを言いと、忙しい歯科医院の院長が頑張れば頑張るほど
ニュースレターは長続きしない可能性が高い。
それならニュースレターの発行は優秀なスタッフに任せたほうが無難だ。
その「なかのしか通信」も発行を重ねて今では当院のMが担当者として
プロ並のニュースレターを編集している。
うれしいことに先日の「KSBスーパーJチャンネル」でも大きく紹介された。
今回の「なかのしか通信」の目玉の一つが私がGWにチャレンジした24時間100キロ歩行!
昨日も定期健診にスマイルクリエイトゾーンに来院された数名の患者様から声をかけられた。
「先生、体を大事にせんといけんよ!」
「読んだ瞬間、大笑いしたわ!!」
どの患者様も、私を見る目が優しく、なおかつ笑いを何とか堪えている顔だった。
私が部屋を出た瞬間、どうやら堪えていた笑いに我慢が出来なくなり
担当の衛生士と患者様が大笑いをしていながら、変な院長の話題で盛り上がっていた。
そう!こんな歯医者を私は作りたかった!!
患者様の笑い(笑顔?)のためなら私はなんでもやる!!!