歯科医師臨床研修施設
朝から校医をしている
大野幼稚園に検診に出かける。
今年は1名も泣かないで検診は無事終了!
しかし年長さんの虫歯の罹患率が少し
気になった。
この結果を踏まえて6月はじめには
歯科予防のイベントを幼稚園で行いたい。
昨日は私だけ仕事を3時間抜けて
歯科医師臨床研修施設説明会の会議に出席してきた。
2年前から始まった歯科医師臨床研修!
これは歯学部や歯科大学の6年間の学習を終えて
歯科医師の国家試験に合格した後に1年間の
臨床研修を受けないと臨床で治療ができないシステムとなっている。
臨床研修は大変複雑なシステムで
説明をするのが難しいのだが、その中で複合研修システムがある。
例えば大学病院で数ヶ月研修を積み、その後、研修施設と認可された
開業医において残りの期間研修を受けるのだ。
この研修施設の認可を受けるには厚生労働省の認可がいる。
かなり厳しい基準を満たした上に研修会に参加して指導者の資格を取り
その上に医院として研修施設に認可されないといけないのだ。
提出する書類だけでもの凄い量!
昨日から書類の作成に入り、今朝も数時間の時間を費やして
パソコンのエクセルに向かう。
ここ数年で自己流でワードは何とか使えるようになた私だが
エクセルとなるとほとんどスタッフ任せでよくわからない。
1と言う一文字の入力がなぜかできない。
時間ばかりが刻々と過ぎて一向に書類の作成は進まない。
秘書が、、秘書が欲しい!と真剣に思う。
勤務する歯科医師の情報と勤務する歯科衛生士の情報を全て
提出しないといけない。
勤務歯科医師の免許証や登録番号はコピーがすぐに見つかり
何とか書類の記入はできたが、歯科衛生士となれば
当院の場合、産休中の衛生士を入れると15名となるので
書類を作成するだけで大変な作業となる。
また私は情けないことに当院に勤務する歯科衛生士の登録番号などの情報
をどこかに仕舞い込んでしまった。
どこかには必ずあるのだが恐らく2度と出てこない?
スタッフにヘルプのメールを送る。
歯科衛生士学校の講義から帰り、黙々と作業をすすめるのだが
まだ半分も書類は揃っていない。
いつこの書類は全て完成するのか?気が遠くなる。
しかし医師の臨床研修は2年間で国からの補助金もかなり多い。
一方、歯科医師の臨床研修は1年間で国からの補助金はかなり少ない。
医師と歯科医師の臨床研修のこの待遇の違い!
これが今の日本の医師と歯科医師のステイタスの違い、立ち位置の違い、しいては年収の大きな違いとなっていると考えるのは私だけだろうか?