娘が結婚することになった。

娘は大学から東京に行き、
歯科医師になってからも
東京の歯科医院に勤務した。

娘の結婚、こんな場合、父親として
悲しい思いや残念な思いが強い人と
嬉しい気持ちが強い人に大きく分けられる。

私は後者の方であった。

娘の結婚が嬉しく、心から祝福した。


しかし、それからが実は大変で
コロナの関係で挙式は一度延期になり
先日延期された式と披露宴が開催された。

娘は緊張の気持ちを持ち続けて
式の準備を本当によく頑張ったと思う。

私と妻は時々相談は受けるものの
ほとんど手伝うことは無かった。

 

そんな58歳の父親であるが
娘の式のために1つだけ決めたことがあった。

ダイエットして痩せて少しでも
カッコよい父親の姿を娘に見せたい。

そして2か月間に及ぶ私のダイエットが
始まった。

 

結果としては私は4.5キロのダイエットに成功したが、

新婦である娘が10キロ以上
ダイエットしたと聞いて驚いた。

 

さすがに私の娘である。


そんな娘から父親の私に挙式に関して
1つだけリクエストが来ていた。

 

「シークレットシューズを履いて!」

当日花嫁である娘は高いハイヒールを履く。

チャペルで花嫁をエスコートする父親の
私が背が低ければカッコ悪いのだ。

 

私は昔から身長は170cmと言っていたが
実は168cmしかない。

そして私は58歳になって人生初の
シークレットシューズを買うことにした。

それも送料無料になるからと2足も!

しかし、それからが大変だった。

シークレットシューズを買ったネットショップから
毎日のようにシークレットシューズのセールスの
メールが届いた。

人は人生の中で何足のシークレットシューズを
買うものだろうか?