上海デンタルショー
2名のスタッフが体調不良で急遽お休み!
そんな日に限って新患の方!
急患の方が一日中多く来院される。
夕方には私の体から「軋み音」が漏れてくる!!
そんな中でも頑張ってくれたスタッフに感謝。
今回の上海医院旅行の一つの大きな目玉は上海デンタルショー!
(裏の目玉は上海蟹!)
私は海外の学会も、海外のデンタルショーも大好き人間で
10年前のソウルのデンタルショーで始めて歯のホワイトニング剤をGETした。
バンクーバーのデンタルショーではあらゆる種類のホワイトニング剤を買いあさった。
そして今回の上海のデンタルショーで何を買おうか?本当に楽しみにしていた。
最近インプラント治療の件数がかなり増えている当院では
院内のCTスキャンの必要性が増している。
ロスのインプラントセミナーで、韓国製歯科様のCTスキャンの存在を知った私は
その金額を聞いて、かなり迷った。
その金額とは1200万円!
岡山では下手をすれば土地付きの一戸建てが買える値段ではあるが、日本で売られているCTの三分の一から半額の値段は魅力的。
きっと上海に行けば500万も出せばCTスキャンが買えるはず!
だって人件費も物価も日本の数分の一だから!
スタッフとタクシー3台に分乗してデンタルショーの会場を目指す。
会場の前には巨大な白い歯の看板が掲載されていて
否が応でも期待感が高まる。
受付を済ませて会場に入った。
とても広い会場には中国メーカーだけではなくて世界中の歯科用ユニット
が展示されていた。
会場の一角ではホワイトニングのデモンストレーションが行われていて
多くの人を集めていた。
しかし何か感じが違う?
中国人のメーカーの人はなぜか仕事をやる気がない?
質問をしても英語の質問には、笑って誤魔化して返事すらしない。
もちろん私に声をかける営業マンなど一人もいない。
よくよく見ると歯科用のユニットもデザインが何だか古臭い!!
やっと探し当てたCTスキャンは上海では新発売らしいが日本では1年前に
同じ機械が発売されていた。
中国のホワイトニング剤は格安だが、成分が不気味で買う気にはなれない。
1階の大型機械をあきらめて2階の小型機械のコーナーへと進んだ。
日本で買う歯科材料が「ざる」に入れられて、ひと「ざる」幾ら?で
投売りされていた。
安かろう!悪かろう?では何も買う気にはなれなかった。
しかし日本の大手の歯科用ユニットが日本向けの製品が1台400万円、東南アジア向けの製品が1台100万円!
この金額の違いは一体なんであろうかと?悶々と悩む私であった。