コロナ恐慌
仕方がないことだが、ここに来てヨーロッパへも、
マレーシアへも、しばらくは入国が出来ないことになり
急遽、ANAのサイトから日程変更をしようと思うも、
なぜかインタ-ネットからはダメで、
直接電話して下さいとサイトに書かれている。
しかし電話は繋がらないんだろうな?
今の現状では。
カリフォリニア州の歯科医院は本日から
2週間の休診となると聞いた。
休むのは歯科医院だけでは無い、レストラン
映画館、劇場、人が集まる施設は全てである。
またアメリカで50名以上が集まる集会は
今後2か月間は禁じるとも言われている。
スポーツイベントはもちろん、歯科の学会も
2か月間は全てOUTである。
私のアメリカでの予定も全てがOUTになった。
果して日本でも今後同じような広がりを見せるのであろうか?
私は少し前に心配する当院のスタッフに
万が一、当院が2週間も休診になった時は
常勤、非常勤スタッフの給与は全て私が保証すると
大見えを切った。
スタッフを安心させるのが院長の務めだからだ。
しかし、当院は40名上のスタッフが在籍している。
2週間の当院のスタッフの給与は優に500万円を超える。
ここはキャッシュの確保のために
金利ゼロなら借りられるだけ銀行から借り入れをしよう。
中銀さん、吉備信さん、アイフルさん、よろしくお願いします。
またここ数か月、私は多くの信頼できる情報筋から
今回の新型コロナウイルスの現状や今後の予想、
またプリンセスダイヤモンド号で何が起こったのかを
聞かせて頂いた。
それが真実かどうかは裏付けを取る手段は無いのだが
私は40名以上のスタッフの生活を守る経営者として
正しい情報を集める努力を続けながら
最悪の事態まで想定して行動しないといけない。
恐怖や不安で立ち止まることだけは
してはいけないのだ。
私は2月の頭にロスから帰り、ロスの現状を見て
アメリカの株価と実体の経済が伴っていないことを
実感して、早々にアメリカ株の売却を考えて
ブログにもそう書いた。
しかし、忙しさにかまけて、売却と言う行動に移すことが
残念ながらできなかった。
そして、この大暴落だ!!
またドイツ銀行の株価や社債の展開を見ても
今後、アメリカとヨーロッパが大きな
不況に巻き込まれる可能性が高いと
私は予測していた、もちろん日本も巻き込まれると思う。
経営者は不安や恐怖があっても、決して立ち止まっては、
思考停止になってはいけないのだ。
今後、ヨーロッパやアメリカで感染拡大が広がれば
日本がいかに新型コロナウイルスを今後抑え込もうが
残念ながら東京オリンピック、パラリンピックの
開催は不可能に近いと私は思う。
今回の東京オリンピック、パラリンピックの開催は
東北の震災の復興の意味合いが強い!
だから東京オリンピック、パラリンピックが中止になれば
日本人の感情はもっと冷え込み、株価はもちろん
日本の経済が大打撃を受けることは誰の目にもあきらかだ!
だから阿部さんや小池さんは開始に強く固執していると思う。
そんな中、歯科医師として社会に対して
今どんな貢献ができるのか強く思う。
私は日本と言う国に生まれてきて
日本人であることに誇りを持っている。