博多空港で オー マイ ガーッ!!
ギリギリで福岡空港へと到着してLCCのT’sWayの長蛇の列に並ぶ。
今回のソウル行きは実は私と妻の二人だったが
長時間の移動で彼女の顔には疲れが色濃く出ていた。
私たちの番が来て、空港係員の女性が
私たちのE-チケットを見て怪訝な顔をした。
「このチケットは明日の予約のチケットですが!」
明日のチケット?なぜ??
私が焦って、日にちを一日間違えていたようだった。
恐る恐る横の妻の顔を見ると、彼女はなぜか声を出して笑っていた。
余りのショックに彼女は壊れてしまったようだった。
T’sWayの職員の方にスタンバイで2枚チケットを買いたいと
伝えると、連休でこのフライトは満席の予約を頂いていると言われる。
そして、私達のフライトは午後9時発だが、5分後の9時5分発の
大韓航空のフライトがあるので、空席を聞いてみたらとのアドバイス受けた。
それも連休でもあり、羽田や関空から多くの方が流れているので
急いだほうが良いですと言ってもらう。
私がT’sWayでキャンセル待ちの手続きをしている間に
妻がかなり向こうの大韓航空のカウンターに走り空席を聞く。
少し遅れて大韓航空のカウンターに到着した私に
妻から「KEも満席みたい!」との悲しい報告を聞く。
T’sWayは午後8時40分には最終的な状況が分かり
大韓航空は5分後の8時45分には分かると言われる。
既にあきらめかけていて、翌日のフライトにしようと博多の中洲に戻り
ホテルを予約しようとしていた私だが、妻は全く
あきらめていなかった。
ブリストルのCEO、James Chaとの約束は午前11時からカンナムの
ホテルのロビーで!
明日の朝一番の関空発のインチョン行きに乗れば、ギリギリ午前11時には
ホテルに行くことが出来るらしい。
また今から急いで小倉まで移動すれば、小倉駅発の関西空港行きの
深夜バスに間に合うらしい!
バスで夜を過ごすのか?
二人の年齢を足すと110歳になる私たちが!
ここでまた1つ大きな問題が起きた!
空席が1つだけ出た場合、どちらが乗るのか?
そこだけは私がこう言った。「その場合はあなたが乗りなさい!」
最悪の場合、私は彼に謝って、翌日の夜にインチョン空港で彼と会うから!」
良く考えたら当たり前だ、今回の件は全て私のミスが原因だからだ。
T’sWayのカウンターと大韓航空のカウンターの前を行ったりきたりする私
8時35分の段階で、大韓の方から「1席だけビジネスクラスに空きが出ました!」
と言われる、「直ぐに決めて下さい!」と言われたのだが
「いつまでに決めれば大丈夫ですか?と聞くと
「8時45分がラストです!」と言われる。
回りも見渡すと空港の明かりがドンドンと消される状況で
今から大韓のビジネスを正規料金で買う人はいないと判断して
私たちはT’sWayのカウンターの前で8時40分を待った。
「そして係員の方から2名の空席が出ました!」と聞いたときは
私は自分の運の強さを再確認すると共にブリストルのCEO、JamesCha
とは会う運命であったと強く思った。
しかし、全て悪いのは私である、
元々は私のミスに妻も巻き込んだのだから。