院内の水を細菌、真菌、ゼロに!!
午前の診療が終わるやいなやWEB会議が60分、
お昼を食べる暇もなく、午後の診療開始
診療後はPOICウォーターの説明会で
その後、私だけ当院で別の会議!!
全てが終わって後処理の後
数時間の睡眠後、翌日また
同じようなハードなスケジュール!!
多動力を謳っている私が息切れする。
そして、じっと自分の、てのひらを見る!!!
連休前からずっと工事をして貰い
連休明けから当院の水は全てが変わった。
水道の流しから出る水も、治療椅子のベースンから
出る患者様のうがい用の水も、技工室の水も
全てがエピオスエコウォーターを全てに導入した。
また以前患者さんに販売していた
スーパーペリオウォーターも凄く
バージョンアップしてPOICウォーターに
全てが変化した。
話は2年前に遡る。
日本でも有名な歯科医師のスタディグループでの
懇親会での会話!
「あの有名な〇〇先生が、実はサイナスリフトのオペでは
ほぼ100%感染させてしまい、大変なことになっているらしい!」
「なんで!普通は5%も感染は起きないのに?」
「ピエゾじゃなくて、普通のタービンを使って
骨の窓開けをしていたかららしい!」
「なるほど!」
私達、歯科医師はタービンと言う歯を削るドリルから
出る水が汚染されている事実には誰もが気づいている。
治療椅子の下まで水道から来る水は塩素の関係で
ほとんど細菌はいないのだが、治療椅子の水回路を
循環すると、その水は治療椅子の構造上
どうしても細菌に汚染される。
最近では、そうでない汚染されない治療椅子も
出てきてはいるが、日本の歯科医院のほとんどの
タービンから出る水からは大量の細菌や真菌が
検出されている。
普通の治療には、それでも影響はない。
しかし、親知らずの抜歯や、歯周外科の際の
骨の整形を、普通のタービンから出る水を使用すると
術後の腫れや痛み、また感染のリスクは非常に
高まると思っている。
しかし、多くの歯科医師がその事実を知っているのに
何ら行動を起こしていない現状がある。
それは日本の歯科の保険制度に現況がある。
幾ら私たちが滅菌や消毒に力やお金を投じようとも
保険の初診料や再診料は同じで
患者さんからも別途お金を貰うことが
一切できないからだ。
今回、私がベンツ1台分を支払ってエコシステムを導入したのは
患者さんの安全や安心やより良い治療成績を求めることは
勿論、スタッフの体の安全を考えたからだ。
タービンで歯を削るときには、目に見えない水のしぶきや
細菌が周囲数メートルまで飛び散っている。
その歯を削る水に、細菌や真菌やB型肝炎ウイルスが
うじゃうじゃいて、それが周囲に飛び交っていると
想像すると、私もスタッフも怖くて診療が出来ない。
しかしこのエコシステムを導入するだけで
そのリスクが限りなくゼロに近づく。
院長の私の判断が正しかったかどうかは
恐らく歴史が証明してくれるはずだ。