歯医者のホームページ
「歯医者のホームページ作ります!」最近電話でよく聞くセールストーク!!
「歯医者がホームページを作るとこんな結果が出ます。
毎月何名患者さんが来院され、これだけ売り上げが上がります!」
「ブログを使ってホームページを作ると、これだけ安くできます!」
これも勉強かなと思い、今日は珍しく向こうのセールストークを聞くことにした。
しかし歯医者の何かの名簿を使って順番に電話しているんだろうが、
一般の価格に比べて価格が余りにも高すぎる!!
営業活動を邪魔するつもりはないが、
「他の業種はある程度ホームページの割合が増えたので、今度は歯医者でもやるか!」
「歯医者なんて所詮世間知らず!値段は思いっきり吹っかけてやれ!!」
と言う心の声が聞こえてくるようだ。
最後まで話を聞いて後味の悪さだけが口の中にベタッと残る。
昨日の経営セミナーでお互いの歯科医院のホームページをチェックして
いい面、悪い面をそれぞれまとめてシートにまとめて交換した。
私の手元には同業者の歯科医師の先生や歯科衛生士の立場から
私のホームページを見た内容をまとめた30枚近いシートが来た。
良いと思って頂いた点はより伸ばし、悪いと思った点は改善しようと
思っていた。
私の歯科医院の公式サイトは、いつもながら概ね男性には評判が良い。
「コンテンツが多い」「ヤフーやグーグルで上位表示される」「相談コーナーや無料電話サービスなどの内容が濃い」その他もろもろ
いつもながら女性の評判はいまひとつだ。
「トップページが文字が多すぎて雑然としている」「どこに何が書かれているか?わかりにくい」「イラストや写真が少ない」「字が小さすぎて読む気がしない」
「院長の写真が多すぎる」「全般的に不真面目なオチが多すぎる」
私は今の歯科医院のサイトを4年10ヶ月前にオープンした。
それ以来、判りやすく、面白い歯の情報、
それもオリジナリティがあって当院のサイトにしか載っていない様な
内容を吟味して、コンテンツを増やしていった。
硬すぎたり、いたずらに恐怖感を煽る文章は禁忌とした。
逆に私がピエロになっても、くすっと笑ってもらえて岡山には馬鹿な歯医者がいるたものだと、読む人の心が少し軽くなるような文章を心掛けていた。
文章は全て私が書いては削除、削除しては書くことを延々と5年近く繰り返してきた。
私はホームページに私にとってはかなりの大金と、私の大切な大切な一日のうちの長い時間を投資し続けてきた。
ホームページに対する思い入れ、熱い思いは誰にも負けないつもりでいる。
でもね!5年近く経つと古くなるのよね!文章もデザインも!!
5年前は1文を書くだけでワープロの前では文章が浮かばないで
大学ノートに文章を書いては推敲しながら指1本でパソコンに
入力したものだ。
その当時の文章は古臭いのだが、私はなかなか削除が出来ない!
文章にも愛着があるのだ。
ここは「なかの歯科公式サイト」を旧式サイトにして
新たにホームページを作ろうと昨日の大阪からの帰りの
新幹線の中で決心した。
さてこの私はこれから3ヶ月間で一体いくつの新たなホームページを作って立ち上げることができるのでしょうか?
目標は5つ!最低でも3つ!!
新しい歯科医院のホームページを作ることを私は決意した。