幼稚園の歯のイベント
電磁波の恐怖から自分と家族とスタッフの
身を守ろうと電磁波除去装置を大量に購入!
ノートパソコンから出る電磁波が危ない!とか
携帯電話から出る電磁波が危ないとか
散々聞いてはいたが、意外にも
電磁波を調べる機械で調べると
卓上スタンドの下が一番電磁波が強い。
知らなかったなー!!
今日は私を含めて6名のメンバーは
私が学校医をしている某幼稚園に伺って
子供にはスタッフ手作りの紙芝居の披露!
保護者の方には私から歯と健康のミニセミナーを行った。
例年であれば当日の朝に資料が出来て。ギリギリの時間まで資料のコピーを
取る私だが、今年は余裕で2日前に資料はカラー刷りで全て完成した。
車2台で幼稚園に移動して、私は保護者の方が集まる部屋に
スタッフは子供が集まる部屋へそれぞれ移動した。
この幼稚園の校医を引き受けて11年になる。
私は11年前に自分からリクエストしてこの幼稚園の校医となった。
私は実はこの幼稚園を卒園している卒業生なのだ。
私が幼稚園児の頃、今から40年近い前、私は強度の虫歯で苦しんでいた。
乳歯は虫歯だらけ!前歯は進行止めで真っ黒!!
そんな不幸な幼稚園児は私だけでいい!
幼稚園の子供の虫歯を少なくしたい!
そのような強い思いで毎年、検診の後、スタッフ共に訪問して
歯のイベントを行うことが当院の年間行事となっている。
最初は、不潔で管理が出来ないからと、この幼稚園には歯ブラシは置いていなかった。今では個人個人の歯ブラシを置いてもらうことはもちろん、お昼のお弁当の後にはフッ素入りの歯磨き粉で全員歯磨きをしてもらっている。
フッ素入りの歯磨き粉は医院から1年分幼稚園にプレゼントしている。
私は3年前の幼稚園の記念式典の時に保護者の方を前にして
この幼稚園の虫歯の罹患率を30%台に抑えますと宣言した。
しかし今年の罹患率は年少さんは41%と比較的良かったが
年長さんは45%と平均より少し良い程度!
結果がなかなか出せないジレンマにイライラした。
しかし数字は激減すらしてはいないが昔のような大きな虫歯を
放置しているような状態の悪いお子さんはほとんど見かけなくなっている。
これは非常に良い傾向である。
しかし保護者の方への話はとてもエネルギーがいるものだった。
幼稚園に就学前の小さなお子様と保護者の方が同室した体育館は
イスを引きずる音や小さな子供さんの泣き声や叫び声に満ち溢れ
私はいきなり大声を張り上げないといけなくなった。
本当は笑いを交えて和やかに進める60分のはずだったのだが
ほとんど余裕も笑いも全くない面白みに欠ける講演会となってしまった。
どんな状況でも笑いが取れないと!!
まだまだ修行が足りないと反省する私であった。