歯医者のさぶちゃん!
数日間体調が悪く
ブログを書ける状態でなかった。
ブログのネタは毎日あったのに
ネタには鮮度があるので
泣く泣くあきらめる。
書けない辛さもあるのね!
今日の昼くらいから体調はほとんど回復したので
髪を切りに出かけた。
私は「おしゃれ」には人一倍気を遣うので
美容院ではなくて、いつもお世話になっている散髪屋さんに向かった。
43歳ともなると美容院は敷居が高い!
今日は伸びに伸びた髪のカットと、大きな声では言えないが
白髪染めと同時の髪のカラーリングをお願いしていた。
全体の白髪をうまく染めながら、髪を栗色にカラーリングするのは
かなりテクニックがいると思われる。
しかし私が14年間通い続けている散髪屋さんのマスターにかかれば
訳もなく行ってくれる。
私と散髪屋さんのマスターとの関係は一言で言うと信頼関係で結ばれている。
「中野さん!いつも前髪が落ちてきたり、トップの所がよく跳ねていますね!」
さすがにプロ!よく観察している。
「前髪を少し上げると、朝のセットが楽ですよ!!」
じゃあ!お願いしますと、前髪を少し上げてもらうことにした。
パーマ液らしき物を髪に塗ってもらい、ハンダゴテのような機械が出てきて
髪を掴んで「ジュッ!ジュッ!!」と音がした。
何か嫌な予感が胸を過ぎった。
今日は大前研一先生の本を持参していて本を読みながら
時々前の鏡を見て確認していた。
まあこのマスターに任せて14年間失敗したことは一度も無い!
今回も大丈夫!
先日映画「海猿」で見た伊藤英明の髪型を想像して
私は一人ほくそ笑んでいた。
「歯医者の伊藤英明かー!歯医者の海猿!
うん!いいかもしんない!!」
「できました!」
とマスターは私の頭に巻いたターバンのような布をするするっと取った。
「さぶちゃん?」
そこには「北島三郎」の若かりし頃の姿があった。
歯医者のさぶちゃん?
伊藤英明はどこに行ったの??
私の少しだけの願いは
オホーツク海の荒波と共に消え去ってしまった。
明日が来るのが怖い!!
さぶちゃんになってもうた!!!