歯医者が教えるほうれい線撃退方法
あなたは見た目で損をしていませんか?
プロローグ
ある年の11月末,私と妻はシンガポールのシャングリラホテルにいました.
シャングリラホテルは、オーチャードロードというショッピングセンターとか
デパートが立ち並んでいる繁華街の端にある非常に綺麗なホテルです。
このホテルは最近、改装されたことにより、より綺麗にその重厚さも増していました。
その歴史があるホテルの1階のプールの奥にあるセミナールームで、
私たちはセミナーを受けていました。
そこで私たち歯科医師は、自分たちの歯科医院で患者さんを治療した
症例発表をしていたのです。
こういった目的で、この治療法を使って、虫歯を治し、歯周病を治し、
歯がないところにインプイラントを用いて、こういう風に健康に綺麗に治しました。
素晴らしい症例発表が続きました。
しかし、ある50歳の女性の方の症例発表を見た時に私はこう思いました。
非常に残念!
その歯科医師の先生は非常に綺麗に全体の歯を触って、きちんと治療されていました。
しかし、治療前、治療後のその患者さんのお顔の写真に、私は目が釘付けになってしまいました。
なぜなら50歳という若い年齢にも関わらず、その方のお顔には深いほうれい線が刻まれたからです。
また治療後のその方の顔の写真のほうれい線も、治療前とほとんど変化がないように私には思えました。
もう少し噛み合わせの高さを挙げて、前歯のセラミックの歯のポジション位置を
もう少し前に出していたなら、かなりほうれい線が改善できたのに!
歯周病の治療も虫歯の治療も、インプラントの治療もその先生は完璧にされていたので
逆に凄く残念に感じました。
確かに歯は凄く綺麗になっていました。
しかしその50歳の女性の方のお顔のほうれい線は、ほとんど改善されていなくて
どうしても、そのお顔は55歳か60歳に近く私には見えてしまいました。
歯科医師の私も同席していた歯科衛生士の妻も同意見でした。
セミナー後、ちょっと残念だねと、話をしたことを覚えています。