プリンは本当に良い子でした!
それは私の家族ミニチュアダックスの
プリンに対しての長寿犬の表彰状だった。
岡山市では今年から?長寿犬の表彰を始めたが
何月まで生きていたワンちゃんにも表彰状が頂けると聞き
私と妻は、お願いした。
我が家の記念すべき初めてのペットであるプリンが
我が家になってきたのは17年前に遡る。
子供たちが本当に小さなときから
プリンは家族の一員として
私達の家族と密接な関係を保ち続けていた。
最初に我が家でプリンと対面したのはこの私だった。
本当に晩年までは全く病気もしないで
元気なワンちゃんで、凄くお顔も愛らしかった。
ただ、小心者の面は、飼い主の私とそっくりで
見慣れない人には吠えまくっていた。
ずっとプリンは私と妻と同じベッドで眠り
川のようになっていた。
プリンは恐らく自分のことを犬では無くて
人間だと思っていて、自分の両親は私と妻だと
思っていたと心底思う。
私が飲み会で酔っ払って深夜に帰ってきた時も
どんなに遅くなっても、プリンだけは
尻尾がちぎれる位振って、私を歓迎してくれた。
プリンだけが!私をいつまでも待っていてくれた。
プリンの自宅は歯科医院の2階であるので
当院に通われる患者様もプリンの吠える声を
聞かれたことがある方は多いと思う。
プリンは本当に家族の1員だった。
そんなプリンが体調を悪くしたのは1年くらい前だったか?
膀胱にびらんが出来て、腎臓の機能も
肝臓の機能もだんだんと低下していった。
私の妻は毎日のように嫌がるプリンに
薬を飲ませ、自宅で点滴をしていた。
やさか動物病院の方々には本当にお世話に
なりました。
本当にありがとうございました!!
最後の数週間は、膀胱の機能がだめで、あれほど
きれい好きだったあのプリンが、おしっこや
ウンチをまき散らすようになっていた。
最後の数日は全くの寝たきりになり
最後の日、6月10日、だんだんと体が固くなるプリンを
私と妻は抱きしめた。