歯科医師の英語力
昨日の講演会の中で、講師のM先生は
私の肩を触り、右肩のひどい凝りを指摘した。
それから私の意識が右肩の凝りにフォーカスされたのか?
右肩がむちゃくちゃ痛い!
夜になると肩こりはどんどんひどくなり、気分まで悪い!!
深夜に肩こりから来る気持ちの悪さで目が覚める。
休みたい。。。。
今日、新患でアメリカ人のMさんが来院された。
カリフォルニア出身のMさんは、日本の大学で英語を教えているが
日本語はほとんどしゃべれない。
待合室で190cm近い長身のMさんの姿を見かけた私は
その時から心を決めていた。
『英語オンリ-で話してやる!!』
「ハロー!ナイスツーミーチュー!」
軽快な出だしで、Mさんとの会話は始まった。
Mさんは前歯の審美障害を主訴に来院されたが
アメリカは、インフォームドコンセントと言う「説明と同意」が日本より進んでいる。
検査の後、まずは相談コーナーへお通しして
今の現況と考えられる治療方法、そしてコストのことを詳細に詳細に
英語で話をした。
文法の間違いなど、お構いなし!
私は英語で話しきろうと決めていたから、スタッフの顔色など気にしない。
二人の英語は初対面にも関わらずスムーズにかみ合い
Mさんは私が英語で話しかけたことを大変喜んでくれた。
「アイム ベリー ハッッピー ツー ミ- チュー!」
先日来られたカナダ人のMさんも言っていたが
日本の歯科医院で外人に英語で話しかける歯科医師はほとんどいないらしい。
私達、歯科医師は大学に6年間行く!中学、高校、大学の教養部の2年間を加えると、私達は8年間は少なくとも英語を学んでいる。
しかし、ほとんどの歯科医師は自分の歯科医院で英語を話さない!
それは自分の歯科医院で英語で話すこと、その行為自体が非日常なのでスタッフの手前、とても恥ずかしいからだ!!
しかカナダ人のMさんも、アメリカ人のMさんも、私の下手糞な英語を
とても喜んでくれた。うれしいと言ってくれた。
他の人に喜んで貰うためには私は恥をかくことは怖くはないし、
努力も惜しまない!
何て偉そうに言いながら、私は今日のMさんの診療の中で
数回中座して、2階へ上がる階段へ向かった。
そこにはアンチョコとなる「歯科医院での英会話チェアーサイド
コミュニケーション」と言う本が置かれていた。
そう!私は想定会話集を読んだだけ!
でも親知らずって英語でなんて言うの?
知っている方はぜひコメントを?
4月から本気でヒアリングマラソン申し込もうか??