歯医者で停電
2月末日の夜、我が家に
私も含めて3名の歯科医師が集まり
ユーチューブを見ながら!踊りながら
怪しい打ち合わせ。
メールでの打ち合わせでほぼ決まりかけていた
ある謝恩会を盛り上げる内容は
私の一言で大きく変化することになった!
私の一言とは?「35億!!」
昨日の診療前の9時20分!
突然当院の電機は全てがシャットダウンした。
誰かがドライヤーでも使ってブレイカーが
落ちたのか?
いや歯科医院でドライヤーを使うことはない。
患者さんを導入する直前のタイミングだったので
大勢のスタッフが裏口のブレーカーの前に集まった。
「どれも落ちていない!!」
なぜ??
右往左往しているうちに数分後急に電機は復旧!
単なる停電だったと皆が安どの表情を浮かべた。
しかし本当に大病院とは違い歯科医院は
停電に弱い!
ほぼ全ての歯科医療は停電で全てがストップしてしまう。
その事実は東北の地震を経験された数名の先生から
直接話を伺っていた。
午後のあの時間でも直前までインプラントのオペを
実際にされていた歯科医院があるのだ。
その話を聞いて、私はいつかは必ず来ると言われている
南海トラフ地震に備えて、蓄電池のためにリーフを購入した。
実は当院では、停電になってもリーフからの電気で
診療を続けることが可能なのだ。
しかし、大病院のように全ての電源がカバーされるわけではない。
当院の診療室にある1か所のコンセントだけ
リーフからの電気を流すことが出来るコンセントなのだ。
このコンセントからの電気で数時間のオペは
軽く続けることが出来る計算になる。
自宅の電源も1日はカバー出来る計算だ。
しかしこの準備もある先生のお話を聞いて
私の中で何かが変わった。
東北の地震の時に、岡山からAMDAが持ち込んだ
「アイミーブ」という三菱の電気自動車が
大活躍をした話だった。
ガソリンの供給が断たれても、電気自動車は
走り続けることができたのだ。