歯科医院行動科学マネジメント研修
11月20日の日曜日、私が主催者で東京国際フォーラムで
歯科医院経営セミナーを開催した。
今回の講師の先生は今、多くの出版物を出版して
最も乗りに乗っている石田淳先生だ。
その石田淳先生に、歯科医師の院長と
歯科医院のリーダーだけを集めて
行動科学マネジメント研修を開催した。
会場は60名を超える参加者で熱気に溢れていた。
私が石田先生にお願いしたことは2点だけだ。
1.新人スタッフ、できないスタッフへの教え方、育て方
2、スタッフが辞めない医院作り
石田先生は私の期待を遥かに超える内容の
研修をして頂いたと思っている。
「人が出来ない理由は2つだけです。
やり方自体がわからないか?やりかたは、
わかっているが継続することが
できないだけです。」
そんな熱いトークから研修は始まり
3時間の研修は多くのワークを挟みながら
あっと言う間に終了した。
新人やできないスタッフが出来るようになるには、
正しいやり方を説明して行動させ、その正しい行動を
継続すれば良いのだ!
「何でできないいの?」
「こんなことも出来ないの?」
「何回、説明すればいいの?」
こんなトークは最悪だ。
新人スタッフやできないスタッフのやる気を
削いで退職への道に向かわせるだけだ。
今、歯科医院だけでなく多くの職場で人手が
足らないでいる。
私は東北の秋田で東北の歯科医師の先生とお話をしても
鹿児島で九州の先生とお話をしても
誰もが同じことを口にする。
「勤務歯科医師がいません!」
「歯科衛生士がいません!!」
「受付や歯科助手のスタッフも募集を出しても
集まらないで、来てもすぐに辞めてしまいます!!!」
それは仕方がないこと。
だって若い労働者の人口が急速に減少しているし、
他の業界が少し景気が上向いて、歯科医院より
良い労働条件を出しているのだから
拘束時間が長い歯科医院に勤務したがる
稀有なスタッフは本当に少ないのだ。
だから、目の前のスタッフに感謝して
「ありがとう」の言葉を何度も話して
コミュニケーション密度を増して
スタッフが楽しんで仕事を続ける環境を
作るのが院長の最も大切な仕事である。
今回の3時間の研修を受けて私が気付いたこと。
それは、院長の私がスタッフをしっかりと評価していなかったこと
スタッフの頑張りをしっかりと誉めていなかったこと
人が出来ない理由がわかっていなかったこと
そして、行動科学マネジメントの本質を本を読んだだけでは
全く理解していなかったこと。
歯科医院を経営している理由は単純なこと
それは患者様の笑顔を増やすことと、
働いているスタッフの笑顔を増やすこと!!
私の描いている道は間違いでない!
そう確信できる3時間だった!!