セカンドオピニオン
昨日も岡山大学歯学部の教授会懇親会にお呼ばれ!
県の歯科医師会から、会長をはじめ、副会長、専務理事の先生など
多くの先生が出席する中、同窓会からは情けないことに私一人!
一人ぼっちだ!!
私のリーダーシップがいきなり問われそう?
「だから、役を引き受けたからには、大事な会議には、自分の仕事を削ってまで、出席しないといけないって!!5名は出さないと!!」
私の心の叫びが会場のグランヴィアにこだまする。
3番目に台上に呼ばれてご挨拶をする。
もちろん挨拶など考えてもいなかったので、支離滅裂!
その支離滅裂さに、私の脳みそもぶっ飛びそう?
横の会場ではセロ?のマジックディナーショーが行われていた。
そちらの会場の方が私には向いていたか?
「立場は人を作る!」と言うが、ヤドカリは自分の体の大きさに合わせて
貝殻を探すとも言われる。
この私の小さな殻を破らないと、同窓会にも、この私にも明日はない!!
今日、セカンドオピニオンを求められて一人の患者さまが当院に来院された。
セカンドオピニオンとは、「ある医療施設や医師から診断が付いた結果を、別の医療施設や別の医師、歯科医師から、診断や意見を新たに聞くということ!」
アメリカでは当たり前のこのシステムも、患者さんの意識が高くなっている今
日本でも徐々に希望される方が増えてきた。
もちろんセカンドオピニオンを求めることは患者さんの権利でもあるので
当院では大いに歓迎するのだが
命に余り別状を感じない歯科の範疇でも、セカンドオピニオンとなれば
患者さんは本気で心配されて、本当に困って意見を求めて来院される。
虫歯がC1かC2か?と言ったレベルの話しでは無いのだ。
前医での診断書とCTの画像を前に朝から頭を抱え込む!
「この患者さんが例えば当院が全くの初診だったら、私は果たしてどう診断するか?」
「前医の診断書があるために、私の診断はこの診断書に影響をどれだけ受けているのか?」
「この患者さんの健康と将来の幸せを考えると、私に出来ることは何か?」
診断って、大切だが、本当に難しい!
昨夜同様、考えすぎて朝から脳みそが吹っ飛びそう!