ジ・アッタテラス(沖縄)宿泊記
女性誌で今、大々的に宣伝しているのがこの「 ジ・アッタテラス! 」 イメージはあのアマンリゾートを沖縄に作った感じ。 16歳未満のお子様は施設出入り禁止で、大人の上品な空間を狙っている。
夏のベストシーズンは予約もなかなか入らないと聞いていたが、何とか無理を言って部屋を押さえてもらった。 那覇空港からレンタカーをピックアップしてナビに従って高速経由でホテルへと向かった。
途中高速を降りて恩納村の県道に入ると、いきなり沖縄のコバルトブルーの海と夏真っ盛りの濃い青色の空が広がり、やはり老後は沖縄か!と一人テンションを上げる。
途中の沖縄そばの店でランチを済ませて、午後2時過ぎにホテルにチェックイン!入り口にも、そしてフロントにも大勢のスタッフを配置していることにまずは驚く。
人件費の安いタイやバリならともかく、ここは沖縄、日本である。アッタグループのホテルはどこでもチェックインは立ったまますることは決して無い。
広々とした椅子に腰掛けてウエルカムドリンクのパッションジュースと冷たいおしぼりを使いながら、優雅にチェックインは進んだ。
部屋はさすがにビラではなく高層階のホテル形式!しかし部屋の内装はアジアそのもの。
しかし沖縄の高いリゾートホテルの中でも別格の料金を取るホテルにしては統一感、高級感はそれほどでもない、少し残念。
このホテルは併設しているゴルフコースとアマン並のプールと一つのレストランとライブラリーを除いて、併設する施設がほとんど無い。
つまりゴルフをするか、プールに入るか、ライブラリーでお茶にするか、それとも部屋でのんびり寛ぐ以外に何もすることが無い。
夜にレストランを予約していたのだが、それまで時間があるので買物に出かけた。 しかし国道で夕方の大渋滞につかまり、何とか無事にホテルに帰ったときは予約の時間を30分以上過ぎてしまっていた。
今日はこのホテルは満室! レストランも予約で一杯!! そして私は電話で連絡したとはいえ予約の時間に30分以上も遅刻した。
こう言った時、このホテルはどういった対応をするのか?
とても興味がありながら、断られるとどうしようと心配にもなっていた。 この時のフロントのホテルマンの対応は素晴らしかった。
ホテルに全く落ち度は無く、遅刻したこちらが一方的に悪いのだが、そんな感じは全くみせないで気持ちよく対応をしてもらえることができた。 時間を遅らせて予約を取り直してくれた上に、「急がないでゆっくりとレストランに向かってください」と一言を添えられた。
ここのレストランは沖縄素材の食材を和食のテイストが入ったフレンチイタリアンと言う難しいテーマに挑んでいたが、意外に好印象!
ろうそくのともった薄暗いレストランは隣の席まで距離もゆったりとして優雅な時間を過ごせた。 翌朝、早朝のヨガのコ-スに申し込んだ私は、ゴルフ場の横の芝生の上でヨガを楽しんだ。
沖縄にはそしてこのホテルには独特の空気が流れている。 コストパフォーマンスは決して良くないこのホテルだが、なぜかまた来たいと思わせる雰囲気が、さすがと唸る私だった。
サービスのレベルはかなり高い。 ハイシーズンの料金もかなり高い!オフシーズンに行ってみたい!