イリカイ ワイキキ リゾート(ハワイ)
年末年始のエアーは台北発のチケットを使えば格安で関空発のJLを押さえることができる。 日本で普通に購入する年末年始のバカ高いチケットに比較すると2分の1や3分の1の料金でチケットが購入できるのだからやはり海外発券はやめられない。問題は年末年始のハワイのホテルだ。
何せ全世界中から観光客がハワイに年越しに来るわけだから絶対的にホテルの数が合わない計算になる。
ハレクラニやカハラマンダリンなどの高級ホテルのリピーターはチェックアウトのときに来年の部屋を予約して帰ると言う。中級ホテルでもJTBなどの大手の代理店が予約をほとんどブロックしてしまう。
そして個人でホテルを探しても中々満足する物件が出てこない。 ある都市の年末年始に私は9月から年末年始のハワイのホテルを探し始めた。 案の定ネットでは全く出てこない。
何とか予約できたのがこの「ルネッサンス イリカイ ワイキキ リゾート」ここはかなり昔ツアーで利用したことがあるホテルだった。
イメージとしては
「 コンドミニアムとホテルが混在していてまとまりに欠けるホテル! 」
「 バスタブ付の部屋が少なく、シャワーしかない部屋が多いので日本人には不向き? 」
「 立地がワイキキとはいえ、一番隅っこの立地なので買物に不便! 」
しかし無い袖は振れない! 予約できただけでもありがたいと思わないと。 このホテルはハワイでは珍しく1部屋の定員が4名!年末年始でも通常料金のために1泊350ドル! キッチン付! フロントの対応もまずくない。
案内された部屋は海が見えて部屋の広さは結構広い、少し施設が古いのは仕方がない。 でもここで大きなトラブルに見舞われた。 上の部屋からトントン、カンカンと工事の音が響くのだ。
私達はハワイに休みに来ている、その私たちのストレスを引き出す音が階上から聞こえるのだ。 さっそくフロントに苦情を言うと、上の階の部屋は個人所有のコンドミニアムのためにホテルサイドはクレームが言えないという。
じゃあ部屋を替わってくれというと想像通り、「満室なのでNO!」と断られる。 こんな時必ず満室でと断るのが対応の悪いホテルの常識! 面倒なだけなのだ。
フロントでつたない英語を話しながら粘ると別の部屋の鍵を2つ渡される。 どちらか部屋を見ていい方を選べと言うのだ。 ほら見ろ! 部屋は空いているのだ。
新しい部屋で無難に数日間のハワイ滞在を過ごした私達家族はお正月のカウントダウンを部屋で迎えて、ワイキキの花火でお正月を迎えた。
色々なことが起きるハワイ滞在だが、ハワイで迎えるカウントダウンと花火はいつ経験してもいいものだとしみじみ思うのであった。
寝るだけの部屋と思えば大丈夫。 細かなサービスは期待してはいけない。