軌跡のレストラン「カシータ」その1
先週の土曜日、妻と二人で青山の「カシータ」に出かけた。
「カシータ」は軌跡のレストランや、愛と感動のレストランとも言われていて
予約がなかなか入らないことでも有名である。
オーナーの高橋さんの著書「I am a man, 軌跡のレストラン「カシータ」の作り方」
を読んで感動した私は、高橋さんが岡山にセミナーで来られた時はもちろん参加した。
高橋さんは著書のなかで2つのAMと1つのANとの出会いが
自分の人生を決めたと言っている。
2つのAMとはアマンリゾートとアメックスカードだ、1つのANは全日空ANAのこと。
私もアマンは一度きりの経験しかないが、アメックスもANAも大好き。
私と高橋さんの共通点が多く感じられ、50代とは見えないカッコよさに憧れを強く感じていた。
その「カシータ」にはホームページからメールで予約を入れた。
するとメールの返信がかなり熱い!
「今回のお食事は誰と一緒で、どんな目的で当店を利用されるのですか?」
と聞いてくるではないか?
「いつも迷惑をかけている妻をねぎらうことと、愛と感動のレストランを
実際に体験して、愛と感動の歯科医院を作りたいこと」を私は正直に話した。
「それでは奥様にお花など贈られてはどうですか?」
「当店にはこのようなサービスがあります」
「奥様の趣味は?好きな色は?」
食事の内容以外に何度も何度も熱いメールの交換が行われた。
さすがに「カシータ」予約の段階で対応が半端じゃなく凄い!!
東京に不慣れな私達はホテルから「カシータ」に行く方法を案じていた。
しかしホテルにチェクインすると部屋に「カシータ」からアクセス方法の書かれた
1枚のFAXが届いていた。
レストランの前には2人の男性が外で常に待機!
「カシータでお食事ですか?」と声を掛けられる。
エレベーターを降りると、受付のスタッフが満面の笑みで
「中野さま、こんにちは!よーこそ!カシータへ!!」
と名前を呼んで声を掛けてくれる。
もちろん妻には妻の名前を呼びかける。
この笑顔は日本一の笑顔であった。
席に案内される時もすれ違ったスタッフが全て一度アイコンタクトを取った後に
「中野様、こんにちは!」と満面の笑みで、名前を呼びかけながら声を掛けてくれる。
受付から席に案内されるまで、すれ違ったスタッフが全てこちらを向いて笑顔で
名前を呼んでもらうと、いったいどんな気持ちになるか?
例え始めてのお店であっても常連客のような大きな安らぎを感じるのだ。
「あなたはここに居ていいんですよ!」とスタッフ一同から
自分が認められている気分になるのだ。
『アイコンタクト』『笑顔』『名前を呼ぶ』
歯科医院でも簡単に取り入れられることばかりだ。
待合室から診療室に入るときに、例え初診の患者様でも
すれ違ったスタッフが、手を止めて相手の方に顔を向けて相手の目を見て、
アイコンタクトをきちんと取った後に「○○さま、こんにちは!」
と日本一の満面の笑みで名前をお呼びして声をかける。
歯科医院は問診表から名前は把握している。インカムも当院では導入している。
笑顔は毎朝練習している!できない訳はない。
カシータは凄い!!
こんなことをブログに書いている火曜日にオーナーの高橋さんから
私に直接1通のメールが届いた!!