ホテル体験記 「 ミラージュ ( アメリカ ) 」
ロスアンゼルスからラスベガスに飛行機で向かって着陸前に窓から外を眺めるとラスベガスが砂漠の中に作られた街であることがよくわかる。 よくこんな場所にこんな街を作ったものだといつも思う。
このラスベガスには巨大ホテルが並んでいる。ピラミッドもエッフェル塔も中世のお城も、ニューヨークの摩天楼も、イタリアのベネチアもここでは全て楽しめてしまう。
ミラージュはこのラスベガスのメインストリート ストリップ通りにある部屋数3、000室以上のメガリゾートだ。 ここでは火山が15分毎に火を噴き、プールではイルカが泳ぎ回りホテル内には熱帯植物が咲き乱れ、フロントデスクではサメが泳いでいる。
今でこそ「ベラージオ」「ベネチアン」等新興ホテルに押され気味であるが、ラスベガスに今の様にテーマパークみたいなホテルが続々と誕生したのはこのミラージュの成功が大きいと思う。
このホテルの一番のおすすめは、やはり「ジークフリート&ロイ」のショーであろう。 ホワイトタイガーが沢山出てくるイリュージョンで、目の前で象が消えてしまう。
チケットが取りにくいのだが、ホテルの宿泊者は30日前より受付してくれるので国際電話で中学生レベルの英会話でチケットを予約するのも悪くない。 ドルフィンプールではイルカの見学ショーに参加して、その後はシークレットガーデンでホワイトタイガーの観賞をしよう。
もちろん、カジノだってすばらしい。ここのカジノはハイローラーといって高額の賭け金でプレイする客も多く、バカラの特別な雰囲気を遠くから見て味わったり、25セントでスロットマシーンに長時間向かってもいい。カジノではシャンパンもワインもビールも無料で、1ドル程度のチップだけで楽しめる。 本当にラスベガスは24時間眠らない街で、休みに行っているのか疲れに行っているのかわからない。
カジノで勝ったら横のフォーラムショップでブランドショッピングに向かおう。