ホテル体験記 「 プリンス・ド・ガル ( フランス ) 」
パリのシャンゼリゼ通りから、少し入った所にプリンス・ド・ガルはあります。 有名な、「フォーシーズンズ・パリ」(以前はホテル ジョルジェサンク)に隣接しています。
このホテルから凱旋門まで歩いて行けます。ルイヴィトンの本店、エルメスのショップもすぐ近くです。 地下鉄の駅からも徒歩3分ですので、エルメス本店もルーブル美術館もノートルダム寺院へも地下鉄でOKです。
(ただし、すりには注意しましょう。私生まれて初めてパリの地下鉄ですりに会いました。) ここは92年からシェラトンへ運営がかわり、最高ブランド「ラグジュアリーコレクション」の1つとなりました。
UAの半額チケットを使って1泊23,000円で3泊しました。 ロビーは重厚ですし、サロンもセンスよくまとまっています。 中庭には「パティオ」があり、食事もできます。
客室は決して広くないのですが清潔にされており、バスルームはお決まりの大理石です。 ある日の夕食はミシェラン3つ星のフレンチ「ピエール・ガニエール」に出かけました。
日本から1ヶ月前にFAXで予約を入れ、子供はお部屋でルームサービス、夫婦2人だけで思いっきり気合いを入れて望みましたが、結果は大敗でした。 ムニェ(コース)を頼んだのですが、料理がアミューズグルを含めて7皿か8皿。最初のころは良かったものの貝や鳩など食べたことのない食材、料理が続きます。
やっとデザートらしき皿がすんで席を立とうとすると、あわてて給仕人がかけつけてきて「料理はまだおわっていません」と言うのです。そこからデザートが別に4皿ありました。計12皿、この世のものとは思えません。
妻は食べ過ぎと時差による睡魔のため、つらそうな悲鳴をあげていました。 3時間の試合は完敗でした。日本とフランスの食文化の違いをまざまざと見せつけられました。 次の日のランチは野田岩のうなぎ、ディナーはLOSUSHIで回転ずしと思いっきりパリでの日本食を楽しみました。