ホテル体験記 「 ホテル ペンディーニ ( イタリア ) 」
ベッドルームは2部屋ある4ベッドファミリールームを利用しました。 フィレンチェにはヴィラメディチ、グランドホテルなどのすばらしいホテルが多いので毎回どこに宿泊しようか迷うのですが、市街地により近く夜出歩いてもホテルまで帰れることを条件にホテル ペンディーニに決めました。
このホテルはフィレンチェの中心のレップブリカ広場の一角にあり、ドゥオモはすぐ目の前、ウフィチィ美術館にも歩いてすぐという立地条件です。 また、4ベッドのファミリールームがあり、この部屋の2002年の正規料金は280ユーロ(E)でした。
狭いけどバスタブもありました。ただバスタブがあるのはホテルの中で4部屋だけみたいです。 このホテルは創業は古く、もともとベンショーネとして営業してきたなど歴史が古いので、よくいえば趣があり悪くいえば古いところも多いです。フィレンチェの街、文化財自体も修復に修復を重ねているのですから仕方ありません。
日本からメールでレストランやウフィチィ美術館の予約をしてくれます。今回は「トレパンケ」「チブレオ」のディナーの予約をしてもらいました。 また、朝食込みの料金ですのでカプチーノ、オレンジジュース、甘いクロワッサンのシンプルな朝食ですが私たちにとってはホテルでの朝食は貴重です。 欠点といえば部屋に冷蔵庫がないことと駐車場がないことです。
外で買ってきたペットボトルの水やジュースを冷やすことができません。またメルカート(市場)で買った生ハムやモッツァレラチーズも冷蔵庫がないとその日のうちに食べないといけません。
レンタカーはフィレンチェではグッチやプラダのアウトレットに行ったり、ピサやシエナの街に行くにも便利なのですが、ホテルに駐車場がなく、契約している駐車場もホテルから遠くて困りました。
一方通行の多いフィレンチェでは駐車場に着くまでが一苦労でした。 思った方向に行こうにも車の流れに乗っていくうちに全く違う方向に進んでしまい、しまいには、ここがどこでどの方向へ向かっているのかもわからない状態になりました。また、なれないミッション車、石畳の狭い道にも疲れ果て、何とか駐車場をさがしあてて車を置くことができても、そこからホテルが非常に遠いのでした。
フィレンチェの市街地にホテルをとってレンタカーを使いこなすのは非常に困難です。お気をつけください。
このホテルのすぐ目の前にドゥオモがあります。フィレンチェのドゥオモは「恋人たちのドゥオモ」と呼ばれています。 江國香織と辻仁成の小説「冷静と情熱のあいだ」に出てきます。辻仁成、中山美穂と結婚しましたが!
ここのクーポラは朝8時30分にオープンして、463段の階段を登り切るとすばらしいフィレンチェの景色が手に入ります。 2002年5月2日のドゥオモクーポラ到着の1・2・3位は私達ファミリーがもらいました。