４年半前に近所のエディオンで
購入したエプソンのプリンター、
１週間前に修理に出して、本日無事に
修理が完了したとの連絡を受けて
受け取りに出かける。

「修理代金が６２００円掛かってますが
５年保証のために無料となります！」
と係りの方に言われる。

エッ！私が４年半前に１２０００円で購入した
プリンターの修理代金が６２００円
そして、それがエディオンの負担で無料？

エディオン、本当に大丈夫？？

私はこの地に歯科医院を開業して２３年になる。

２３年前の開業前、ご近所に挨拶をと思い行かせて頂いたのが
産婦人科のYクリニック。

Y院長は２３年以上前から医療サービスを声高に叫び、
妊婦専用のエステルームや妊産婦の方がきっと喜ばれる
グッズの売り場を院内に設けておられて私は大きな刺激を受けた。

そしてそんなご縁もあり、当時としては割と珍しかった
妊婦の方の母親教室の中で
「妊婦の歯科治療　今から生まれてくる
赤ちゃんの虫歯ゼロを目指して！」
と歯科医師と歯科衛生士の母親教室は始まった。

２３年間、毎月第２火曜日のお昼休みに
私と妻は、雨の日も、風の日も、寒い日も、暑い日も
Ｙクリニックに母親教室のために伺った。

１時間の母親教室は前後の準備と移動を含めると
１時間３０分の時間を要した。

時には、歯科と産婦人科のコラボが珍しいのか？
テレビのニュース番組に取材を受けたこともある。

Y先生から私は本当に数多くのことを２３年間で学ばせて頂いた。

産婦人科の仕事は激務を極める。

出産が続くと、何日も病院に寝泊まりして自宅にすら戻れない。

出産は元旦にもお盆休みにもあるので、年末のお盆休みも
ほぼ仕事があり、家族と海外旅行にはほとんど行けない。

私達、歯科医師の仕事が産婦人科の医師の
仕事と比較して何とお気軽なことか？
私は２３年間ずっとそう思っていた。

そんなＹクリニックは、Ｙ先生の後継者がいなく
先生もお歳になったので、今年から産科を止めて
婦人科だけにすることになり、私達が参加する
母親教室もこの３月で終了することになった。

２３年間も続けていたイベントが無くなるのは
本当に寂しかった！

今から新しいイベントを２３年間続けようと
思うと、私は７５歳になってしまう。

年月の重みをひしひしと感じた。

そんな私と妻に本日、Ｙ先生から大きな花束が届いた。

両手に抱えきれない位大きな花束だった！！

いやいや、花束を贈るのはこの私たちの方だ！
涙が出てきた！！

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。