歯科医院のスタッフは院長の鏡!
毎年、教科書を何度も何度も読み返して
事前準備万端で本番に臨む私!!
今年の教科書の修正で面白い点を
発見した。
去年まで教科書に書かれていた
STAP(スタップ)細胞の表記が
削除されていたこと!!
今年も120%の気合いで頑張る!!
当院は23年前、治療イス3台、歯科医師私1名、
歯科衛生士4名の5名体制で始まった。
最初の1年は立地の悪さから鳴かず飛ばずの1年だったが
2年目からは患者さんが増えてゆくのと同時に
治療イスも増やし、スタッフの数も増加の一途を
たどって行った。
今では治療イス11台、スタッフ数40名以上と
昔からは想像できない規模にまで成長することになった。
その成長の裏側では、この23年間、特に最初の
10年間は私はずっと、人の問題で頭を悩ませてきた。
私は開業する前の勤務医のときは、その医院のスタッフとも
大変仲が良く、開業しても同じようにスタッフと仲良くできると
信じていた。
しかし、雇用される側と雇用する側では
立場も状況も全く異なっていた。
10年以上前は、人の雇用に悩んで、人の育成に悩みに悩んだ。
当時は、スタッフが成長してようやく1人前になった
と思った途端急にスタッフが辞めてしまう。
そんなことを繰り返していた。
当時は辛口の患者さんからはこんな言葉も頂いた。
「いつ来てもスタッフが変わっている。
院長に何か問題あるんじゃないの?」
今でもそうであるが、院長の寿命を短くすることは簡単だ。
悲しそうな顔で「院長、ちょっとお話があります!」と
言うだけで良い。
この一言で私の寿命は簡単に半年は縮まる。
その話の内容の多くは、結婚が決まって退職するか?
妊娠して退職するか?のどちらかである。
そんな人の問題で悩んでいる10年以上前
ある先輩経営者の方からこんな一言を頂いた。
「スタッフは院長の鏡ですよ!
今、あなたに一番合っているスタッフが
集まっているんですよ!!
先生は、スタッフに精一杯の愛情を注いでいますか?」
目から鱗が落ちた瞬間だった。
それから私はスタッフを家族と思い
スタッフの幸せ、成長を心から願うようになり、
私の態度や考え
方が変わるのと同じタイミングで
ドンドンと素晴らしいスタッフが当院に
入社してきた。
今、当院で頑張っているスタッフの顔を見ると
スタッフは院長の鏡であるなんて言うと
スタッフに怒られそうでもあるが
素晴らしいスタッフが入社してくれたと
素直に喜んでいる。
皆で頑張って成長して行きたい!!