ロンドン インプラントコース
インプラント治療の際の、歯茎などの移植について
様々なテクニックを学び、午後は7時過ぎまで
豚の上顎を使った実習となった。
ロンドンでは普通なんだろうが休憩時間が時々あり
別室にはコーヒー、紅茶とクッキーや甘いパン等の
お菓子がいつもたんまりと用意されていた。
私が今英語を教えてもらっているハーデングマルコム先生は
イギリス出身、だからイギリスについて凄く詳しい。
事前情報を得ていて本当に助かった。
日本と違って階級があるイギリス社会で
歯科医師の先生はアッパークラス階級!
だからか?皆感じ良く、余裕があり、紳士であり
初対面の私に挨拶と握手をしてくれる。
「日本に行ったことあるよ!観光も日本食も最高だったよ!!」
「わざわざ日本から来たの?アメ-ジング!」
「日本よく知っているよ、日本のどの街から?」
日本から来ている彼らにとって全くの異邦人の私に
参加者の先生方は本当にフレンドリーに話しかけてくれ
何とか最初から仲間に入れてもらっているのを感じた。
しかし、実はサーシャ先生の講義は50%程度しか
理解できなく、休憩時間やランチタイムの会話は
30%程度しか理解できていなかった。
休憩時間のリフレッシュタイム
彼らの輪に入りながら、ほとんど話題を出すことも
出来ないでニコニコ笑うことしか私には出来なかった。
しかし、大切なことは集中と継続
不思議なことに、52歳でも脳はまだまだ進化するようで
わずか1日だけでもずっと英語の世界にいると
最後の方は講義だけは、ヒアリングだけは70%程度
キャッチできるようになっていた。
7時過ぎて実習が終わり、参加者の先生が
講師のサーシャ先生に一言、二言お礼を言って
会場を後にされた。
私も気の聞いたことを言おうとしてが
「サンキュー!
シ-ユー トモロー!!」
としか言葉が出てこなかった。
スピーキングのスキルはどうやら
わずか1日では向上しないらしい!!!