インプラント周囲炎とは
ガーン!60キロオーバー!!
今年の夏は55キロ台まで体重を
搾りに搾ったこの私!
忘年会続き、クリスマス、お歳暮で
美味しいものを鱈腹食べたとはいえ
いつのまに4、5キロも増えているとは?
奢れるものは久しからず!
今日のお昼に、今年最後のインプラントオペを
行った。
ほぼ術前の予定通り、イメージ通りオペも進み
本当にうれしく思う。
本当はM先生の患者さんでM先生がオペを担当する
予定だったのだが、CTで意外に骨が少なく
上顎洞への距離も無かったために
M先生にオペの第一助手をお願いして
今回は執刀はこの私が行った。
最近では当院でもインプラント治療を希望される方が
年々増加していて、今年も年間250本をオーバーした。
インプラントだけを見るとハイペースな1年だった。
今では毎日のようにインプラントに関する
説明や相談を昼休みや診療後の時間に行っている。
そういった面では、やっと日本の歯科の世界も
欧米に近づているのかと嬉しく感じる反面、
当院で過去埋入したインプラントを数本ではあるが
除去しないといけないケースにも見舞われ
インプラント悲喜こもごもの1年となった。
インプラントを除去しないといけない
理由は「インプラント周囲炎」である。
今、世界中の歯科でインプラント周囲炎が
大きな問題になっている。
きちんとオステオインテグレーションと言う
インプラントとチタンが骨結合して
しっかりと噛めるようになっていたインプラントは
虫歯にはならないが、磨き方が悪かったり、
患者さんの全身状態によっては、
インプラント周囲炎と言う
歯周病に似ている状況を呈する場合がある。
特に「煙草」と「歯周病」のダブルパンチを食らうと
ある論文ではインプラント周囲炎になる確率は
42倍にもなる。
本当に怖いインプラント周囲炎!
では防ぐ方法はないのか?
インプラント周囲炎を防ぐには
定期的なメンテナンスで歯科医師や
歯科衛生士が厳しい目を持って
その方のインプラント周りの歯肉の
状態に気を配ることだ。
当院の今年の診療は明日の午前中を持って終わる。
本当に今年も当院のこのメンバーで仕事が
出来たことに大きな感謝んぼ気持ちを感じる。
なかの歯科クリニックの院長で
本当に良かった!!