バンコクの歯科医院
会社の1番の方は社長さん!
以前通っていた歯科医院の悪口を言われるが
治療はきちんとされていて、転医の理由は
単純な説明不足と、コミュニケーション不足
当院でも気を付けなければ!!
今回のバンコク旅行の最大の目的は
タイでの歯科事情の情報収集に実はあった。
今後、日本の人口は急激に減少する。
超高齢化社会を迎える日本で、私の世代はまだ良いが
私たちの子供世代が、本当に日本だけで歯科の仕事を
していて、ずっと食べて行けるのか?
中国はまだしも、これから成長著しいアジアに
出る選択も考えないといけないのではないか?
そんな思いから私はここ数年、定期的に
アジアの歯科医院を見学して、可能なら
その院長先生と食事の機会を持たせて頂いている。
今回は6年ぶりにバンコクの音成歯科医院を
訪問して、音成先生からアジアの歯科事情の
最新の情報を得た。
アジアでは国によって政策が異なっている。
中国では日本の歯科医師免許で現地で診療できるのだが
シンガポールでは限られたライセンスの元で
日本人歯科医師が現地の日本人の診療が出来る。
タイでは日本人の歯科医師は現地で例え日本人であっても
診療をすることはできない!
あくまで相談に乗ったりカウンセリング、説明を
することすらできないのだ。
そんな状況の中、音成先生は勤務していた
東京歯科大学から、今後の世界情勢を考えて
敢えて日本から飛び出して、タイのバンコクに
7年前に診療所を構えることになった。
世界の都市で日本人が多い三大都市は、ニューヨーク、上海
バンコクらしいが、バンコクには日本人が10万人以上も
滞在しているらしい。
バンコクの歯科は、日本より専門医制が確率していて、
タイの国民の方の平均所得は日本よりかなり低いものの
歯科の治療費は日本より高いものが多く、驚くことが多かった。
今ではインターネットで多くの情報が得られるとはいえ
やはり現地に飛んで現地の方に話を伺うことは
凄いことだと実感した。
私は音成先生に次の質問をした。
「タイで買うと凄く安い歯科の機械や材料はありませんか?」
音成先生のクリニックでの受付スタッフの給料は
月収4万円から5万円と聞いた。
音成先生自身も毎月の生活資金は5万円で
食費も含めて全て賄えると聞いて驚いた。
「ノーベルなどのインプラント体は安く買えませんか?」
「日本と同じ価格ですね!」
「他に安いものありませんか?」
「基本的にタイで生産されている歯科材料は
安く買うことができます!何かあるかな??ありました!!」
あった??
「歯科用石膏です。日本で1キロ1000円の石膏が
タイでは半額の1キロ500円買えます!!」
20キロ買って帰っても、
1万円安いだけなんて、、
何て微妙なんだ!!!