愛媛県松山市歯科医師会での
私の講演は何とか無事に終了！

しかし、岡山と愛媛の松山は
意外に遠い！

午後３時前に終了したはずの
私が自宅に戻ったのは午後の８時！

なぜ？？？

今回、大変名誉なことに私は
愛媛県松山市歯科医師会の学術部の講演会に
晴れて講師としてお呼ばれすることになった。

数か月前から講演の準備は進み
これでほぼ完璧と私は思っていた。

しかし、この連日の暑さが祟ったのか？
当日の朝から体調が優れない私！

オリンピックでもワールドカップサッカーでも
一流のプロは、本番当日に最高のパフォーマンスが
できるように、慎重に慎重を重ねて準備を進める。

しかし、この私、なんてこった。

また、前日から松山市入りした私に私の
悪い面がまた色濃く出てしまった。

私の悪い面とは、１つが乗り物酔いすること！
もう一つが、小心者、ハートが弱いことだ。

妻から、岡山から松山行きの特急は揺れるから
気を付けてね！と忠告を受けていたのに
私は彼女の忠告を軽く受け流し
３時間も特急に乗る時間があるので
車内でインプラントのＤＶＤを４枚見て
歯科の書籍を３冊読む準備を万端に整えていた。

松山市歯科医師会の方は、この私の
「特急しおかぜ」の一番車両のグリーン車の
切符を取って頂き、私は広い車内で
テーブルにパソコンを広げて
インプラントＤＶＤ鑑賞を始めた。

しかし、しかし、本当にこの特急は揺れる！

岡山を出て、児島に着く前に私は
しっかりと乗り物酔いになり、パソコンは
締まって、本もすべて閉じた。

四国に入ってからが長かった。

終点の松山市に着いたときは
私は酔っぱらいのへべれけになっていた。

気分がすこぶる悪い！

先輩のＩ先生の出迎えでホテルにチェックインして
歯科医師会の先生方が待つ懇親会の
会場に到着したときは、乗り物酔いは
幾分軽減していて、ビールの酔いも回り
かなり楽には、なっていた。

明日の準備もあるし、私は２次会への参加は
お断りしようと思っていた。

しかし、２次会は、歯科医師会のお歴々の先生方が
皆さんお帰りになる反面、松山市で開業している
岡山大学歯学部同窓会愛媛県支部の後輩の先生方が
別のお店で私の到着を楽しみに待っていると言うのだ。


それは参加しないといけない。

私は数か月前までは岡山大学歯学部同窓会の
会長を務め、実は今年の９月には岡山大学歯学部
愛媛県支部の発足記念式典が開催させる
予定になっていたのだ。

私が参加しないと、後輩の先生方の
モチベーションが下がる。

２次会では、懐かしい顔ぶれの岡山大学歯学部同窓会の
愛媛県在住の先生方と楽しいお酒を飲みかわす。

「中野先生、３次会はどうされますか？」

私は明日の準備があるからと、１１時過ぎには
失礼することにした。

ここでもう１つの私の悪い面が出てしまった。

恐らく明日の講演の緊張感と、乗り物酔いの疲れと
ここ連日の仕事のストレスが重なった結果だと
思うのだが、ホテルの部屋でベッドに入っても
全く寝付けないのだ。

いや、まずい！このタイミングで来てしまった？

数年前までは私は慣れない初めてのホテルでは
寝付けないことが多く、自分のハートの弱さを
何度も嘆いたものだが、ここ１年はほとんど
この症状が出ることはなかった。

いつもの睡眠薬を持参しなかったことを後悔する。

１２時になっても、１時になっても全く寝付けない！

明日はこんな小心者の私の講演を聞くために
１００名近い先生方が、参加されると聞いた。

講演開始まで９時間を切った！

どうする、私？？？？

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。