トラブル発生!!
「あなたが乗る予定のバレンシア行きの便は
ストライキのために欠航になりました。」
「新しく用意された便はあさっての便です、
明日ではなくて明後日に飛ぶ予定です。」
ちょっと待って!明後日?
私は明日からスペインのバレンシアで学会が!!
「別便への振替、他社便への振替、または
新たなバレンシアや他のスペインの都市までの
チケットの予約発券はできませんか?」
カウンターの女性はフランス人、私は日本人
こんなトラブルの時にはフランス人が話す英語と
日本人が話す英語では共通言語にはなるものの
細かなニュアンスが聞き取れなく、または伝えることが
できないのでカウンターでもどかしさと危うさを強く感じる。
でも個人旅行の常で全ては自己責任であり
トラブル時には自分で全て解決しないといけない。
向こうからは優れた解決策が提示されないなか
私はあることを思い出していた。
そう言えば、乗り継ぎ便の表示に今から2時間後に
バルレロナ行きのエールフランスの便があった。
「バルセロナ行きの便を今から
予約することはできませんか?」と言い、
何とかバルセロナまで飛ぶことにした。
バルセロナからバレンシアはスペインの新幹線で
1時間と少しと、ある方が言っていたように
記憶していたからだ。
今のエアーヨーロッパの便は全てキャンセルして
払い戻し、そして今ここで新たなパリーバレンシアの
便を新規で購入する。
カウンターの方が示した料金は
ヨーロッパ間の料金にしては凄く高かったが、
当日のそれもフライトの2時間前に
空席があり予約発券できるだけも
ラッキーと思わないといけない。
背に腹は代えられないし、ここパリで
2日間足止めを喰らう訳にはいかない。
目をつぶってクレジットカードで支払った。